万事快調、望み通り。なのに元気が出ない万太郎「らんまん」 

らんまんタイトル ドラマ率直感想!

第9週「ヒルムシロ」44話

田邊教授の同伴で訪れた音楽演奏会で、ドレスアップした寿恵子に遭遇する万太郎。
息を呑む勢いで驚く2人、かわゆ。
高藤は妻が隣にいるというのに、寿恵子を見てほくそ笑む。←あなたの奥さん、ご機嫌ナナメだっせ!!!!

演奏が始まると目で合図を送り合う万太郎と寿恵子! あんたら、もう目で会話できるがか!? その後、歓談タイムに入ると、目配せして会場を抜け出す2人。(その前に、きちんと教授に断りを入れているあたりはさすがです)廊下でちょっと話すのかと思ったら、結構な奥まで行って知らん部屋に入っちゃったyo!

いや、ようけ聞きたいことがあるんじゃけど、とにかく、き、キレイじゃ。←チラチラと寿恵子を見ているかと思ったら、それをずっと言いたかったのか万太郎! かわいいやつめ!
もっと言葉を尽くしたいのに、出てくる言葉は「キレイじゃ」。←いいんです! シンプルな言葉にこそ伝わるものがあるんです!!

「馬子にも衣装です」なんて、寿恵子謙遜!(確かにドレス姿も素敵だけど、ワイちゃんは着物姿の浜辺さんのが好きかも^^)
「あ、さっきの曲もすごくキレイでしたね。なんて歌ってるかわからなかったけど」
「The last rose of summer. 夏の最後のバラ、と歌うとりました」

英語だから歌詞の内容はわからないけれど、その歌がキレイだと感じとる寿恵子も素敵だし、その曲名を教えてくれる万太郎ヤバッ!惚れる(ワイが)

夏の終わり、他のバラは枯れていって最後に1輪だけバラが残っている。そういう情景を歌っていた。けど、この歌は景色の歌じゃない。きっと、本当の意味がある。
本当の意味?
愛するものを亡くして、誰がたった一人、生きられようか。

しばし見つめ合う万太郎と寿恵子。ギャーーー、なんか恥ずいって思うほどいい雰囲気だったのに、高藤が寿恵子を探しに来ちゃった!

槙野さん、隠れて←えええ!!!(しかし、めっちゃガン見の万太郎よ隠れてないw)

「皆に紹介する」と寿恵子を誘導する高藤。ナチュラルに手を腰に持っていくあたり、なんか、なんか、なんかイヤラしい! しかも、勝手に靴を脱がすし、足に触れるし、最終的にはお姫様抱っこまで!! 寿恵子災難!! ガッツリ見ちゃった万太郎も、流石にお口あんぐりで放心状態…。

そのころ、田邊教授はワイン片手に談笑中。「お茶の水高等学校、教授が校長になればいいのでは?」「ご冗談を」ほほほほほとご満悦ですよ。
トボトボと戻ってきた万太郎に「西洋の音楽は美しかったろう」と投げかける。←田邊には万太郎が見えていないんだなぁ。というか、田邊は西洋芸術しか見えていないのか!?
まっこと美しゅうて、胸が痛い。愛しさとは苦しいものですね。

あの英語の歌からそこまで主題を読み取れるとは、さすがあなたの教え子だ。←田邊教授のツボを心得ているなぁ、この偉い人w そして、万太郎が雑誌の件を田邊に打診すると「すばらしい! 学生が自らそんな申し出を。あなたの教室は向上心に富んでいる!」と援護射撃をしてくれる。ありがとう偉い人!

田邊は植物学の学会を発足していた。けれど、活動はしていないし機関紙もない。←箱だけ作って中身がないお役所仕事をディスってます?(好きです) ということで、植物学雑誌を植物学会の学会誌として創刊できることに。けれど、笑顔が出ない万太郎。←田邊教授にガッカリし始めているのかしらん?なんて思ったけど、寿恵子のことで思い詰めているよう。

翌日もその気持ちを引きずってしんみりしていたけれど、藤丸波多野が登校してくると顔をパンパン叩いて気合い入れ。←こういう万太郎を見るのは初めてかもしれないね。

雑誌のお許し、もろうて来たがじゃー! さすが万さん!よかった〜!と3人で喜び合っているところに、大窪がお怒りの様子で駆け込んでくる。
ようやく学会を発足できた(田邊、大窪に丸投げだったんだろうな。お察ししますw)、講義も教授らの雑務もあるのに学会誌なんてできるか!ってことで怒りをぶつける大窪に、「雑誌作りの一切はワシらがやる、大窪の手を煩わせることはない」とスラスラ説明する万太郎。で、大窪に自分らの監督と経費負担も取り付けちゃう。

なぜ万太郎が雑誌を仕切るのかとの不満には、「ワシが一番自由ですき。時間があるもんが働く、それはもう当たり前ですき」←自由って一瞬、性格のことかとw
つまり、恩返しか? 小学校中退の身で出入りを許されている多大な恩を、労働で返そうということか?
「あ、違います」「違うのか」←テンポいいなオイ!

その恩は大きすぎて労働だけでは返せない。ワシの一生を植物学に捧げる。

そして、「巻頭のお言葉」を大窪に依頼。大窪さんが相応しいかと←万太郎、いつの間にそんな処世術を身につけたんや!!! だが、恥ずかしい雑誌の巻頭など死んでもごめんだ、まさか手書きの写本じゃないだろうなってことで、活版印刷と植物画は石板印刷を試すことの許しも得ちゃったよ。←万太郎、キレッキレやったな。

万事快調、望み通り。なのに元気が出ない…。
「本当にどうした? 悪いものでも食ったか?」←藤丸のツッコミは藤丸のもの。いい!

・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
西村寿恵子…浜辺美波
井上竹雄…志尊 淳
高藤雅修…伊礼彼方
大窪昭三郎…今野浩喜
波多野泰久…前原 滉
藤丸次郎…前原瑞樹
高藤弥江…梅舟惟永
田邊彰久…要 潤
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん

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