第7週「ボタン」32話
洋装を身にまとい部屋から出てくる万太郎、と驚く長屋の人たち。
「一番大好きな植物の研究室に行くがですき。礼を尽くさんと」
まあ! あっらあ! 若様! なんだいこの格好!? 万さん、よ〜く似合ってるよ。 兄ちゃん素敵!
長屋の人たち、それぞれの反応がいいですよね。
中でも丈之助!
おぉ、万ちゃん。確かにその格好、大学に行くには相応しい。なぜなら、どうせ出入りを許されないからな。万ちゃんは門前払いを食らって惨めに帰ることになる。すごすご帰るにしたってその格好なら、惨めには見えんぞ、とかwww
ゆうに「水刺すんじゃないよ!」とツッコまれるまでがワンセット。これ、お約束になるかな。ちょっと楽しみ。
竹雄、洋服は歩きやすいぞ! 軽いぞ! あははは←浮かれた万太郎には竹雄の微笑みもセットだから見やすいですよねw
東京大学にやってくると、門前で別れる2人。
「田邊教授とお会いできるとええですね」「竹雄もうまい働き口が見つかるえいけんど」
「若、頑張ってください」背中にエールを送る竹雄が、たまらなく尊い!
このころ、東京大学は日本で唯一の大学。←丈之助、何気にすごない?
法学部、理学部、文学部、医学部の4学部があり、植物学教室は理学部に属していた。
植物学教室のある青長屋にたどり着く。(途中で学生に、青長屋と聞いたのだ)
長屋の中に入るとまず目に飛び込んできたのは、植物を乾燥させる道具?
あいさつをしながら奥に進むと、植物学の書籍や研究器具類があちこちに。
「廊下が部屋みたいになっちゅう」
そして、教室の中に入ると大きな日本地図が!
「なんじゃ。植物の採集地点か…」
採集地点と思われる地域には書き込みがあるが、土佐には何も書かれていない。(というか、関東周辺までしか採集は及んでいなさそう。日本の植物学はまだ赤ちゃんだからな)
ここで、里中先生のお言葉回想。
君は土佐の植物を明かしてきた。土佐という特定の植物相、すなわちフローラを完成させたということだよ。実に有意義だ!
そこに大窪講師と学生3人が、ガヤガヤと入ってくる。「どなたですか?」
土佐から参りました。槙野万太郎と申します。田邊教授にお会いしとうて参りました。
野田教授からの紹介状を渡すと「10時までは誰もお邪魔してはいけない決まりでして」と時間を改めるよう言われるが、うろつくと迷うからとそこで待たせてもらうことにした万太郎。
待つ間、学生の話についつい食いついてしまうのが万ちゃん。お約束でも楽しいw
ヨードヨウカカカリ?とは何に使うですか?
顕微鏡を使うのに試薬がいるがですか?
どんな草ですろうか?(と、問いかけた相手は塩軍団@まんぷくの小松原くん!)
10時になると、他の学生たちと徳永助教授教も教室に集まる。
徳永は、万太郎が野田先生からの紹介で田邊教授に会いにきたと聞くと、「では、私が聞こう」と。←なぜあなたが?
「田邊教授でいらっしゃいますか?」←なぜあなたが? と聞かない万太郎の処世術、見習いたいw
「助教授の徳永だ」と言われて「できましたら、田邊教授にお会いしたいがですけんど」と。当人に他意はなく自分の要件を伝えているだけなんですけどね、場の空気はひんやりするわねw
そして、バイオリンの音が聴こえてくる。「なんじゃ?」
Good morning gentlemen ←朝のバイオリンを奏でてからのグッドモーニング! すごい登場だ。完璧では? 万太郎じゃなくても釘付けよ!
ん〜、let’s seeと玉ねぎを見つめる。その先に万太郎。
Who are you? 君は誰だね?
万太郎と田邊教授、互いに人生を変える出会いでした。
神木きゅんとキャナメの絡みか〜。楽しみだ!!!!
・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
井上竹雄…志尊 淳
倉木えい…成海璃子
及川福治…池田鉄洋
江口りん…安藤玉恵
牛久亭九兵衛…住田 隆
堀井丈之助…山脇辰哉
宇佐美ゆう…山谷花純
大窪昭三郎…今野浩喜
波多野泰久…前原 滉
徳永政市…田中哲司
田邊彰久…要 潤
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん
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