竹雄の生きる道も決まった!「らんまん」 

らんまんタイトル ドラマ率直感想!

第5週「キツネノカミソリ」25話

「竹雄、今までありがとう。お別れじゃのう。ワシが峰屋を出たら、おまんもワシのお守りはお役御免となる」
「そんな、いきなり…」

いきなりじゃない。ずっと考えちょった。おまんには姉ちゃんを支えてもらわんといかんき。

けんど、若はお一人じゃ無理でしょう。
世間の人は、みんな一人で立派にやりゆう。
若は箱入りですき。しかも、漆塗りの重箱に入ってお育ちですき。お一人じゃ…←例えに納得しかない万太郎くんですよw

一人じゃない。こんなに植物がおる!←この答えがもう…苦笑

住む場所、食事、金の心配をする竹雄。それらを「どうやって!?」と竹雄に迫られたあとの、万太郎のムムム顔は見どころかとw

若は、研究に行かれるがでしょ。その研究で金がもらえるわけじゃない。
むしろ、研究には金がかかる。金は出て行くばっかり。いつ働くがですか?←研究の大変さをすでに心得ている竹雄、心強さしかないやん。

「週3働いて残り週4日で研究をする」「3日働いたら週4日は寝込みますよ〜」

はぁ〜!? 人がこっから頑張ろうとしているときに水ばっかさして! ワシのお守りはクビじゃ!
はぁ〜!? とまぁ、小競り合いをする二人ですが、万太郎と竹雄の言い合いは、竹雄の言い分が正しいんだろうな、きっとこれからもw

竹雄は綾を手伝おうとするが、断られる。
「ここはいいから万太郎を手伝ってあげて」
市蔵のところへ行き、そろそろ本腰を入れて番頭の仕事を覚えると言うとそれもまた断られる。
「おまんは若旦那の仕事をシャンとせい!」

困った竹雄は、タキのところへ相談に。
ワシはどういたらえいでしょうか。若旦那にクビじゃと言われました。ワシはもう、若のお側につかんでえいがでしょうか」

万太郎はおまんを要らんと言うたか。←これ、次のセリフから始めても十分成立するんだよな。でも敢えてこのセリフを入れるのは、脚本の足し算のうまさかなぁ。このひと言で、タキは孫の成長を感じていることが伝わるし、万太郎の決意のほども強調できている、と思う。

おまんは、これまで万太郎のことをよう正直に知らせてくれちょった。
おまんがおると、万太郎の様子がようわかる。これは、褒めちゃらんとのう。

ここに、赤と白が一つずつ。←タキが生けていた梅の花のことなんだけどさ、何この粋なセリフ!
ほんならおまんに決めさせちゃろうか。
まだ9つだったおまんに、万太郎のことだけ考えちょれと命じたのはワシ。
万太郎が峰屋を出る以上、その言いつけは忘れてえい。
この先は、おまんが自分で決めたらえい。

「みんな勝手じゃ。急に自分で決めろって、そんなこと今まで誰も聞かなかったのに!」とグチグチ言いながら、水浴びをする竹雄くんですよwwww

「…ワシ、なんもないのう」そんなことないぞ、竹雄は相当優秀ぞ!! とは思うけど、「自分には何もない」そう思うことは、新たな一歩を踏み出すときに必要な原動力になるのだろう(身に沁みるゼ)

夕刻、仕事を終えた綾に話しかける竹雄。若についていくか、峰屋に残るか、自分で決めろと言われた。答えは出たが、それを大奥さまに話す前に、先に綾に話したかったと竹雄。
高知の夜に、ワシが言うた事、覚えちょりますか?
「そばにいたいと言うてくれたね」
お二人を一生お守りしたいと誓ったこと、あれはまごう事なき本心ですき。そのことだけ、どうか覚えておいて欲しくて。
「竹雄はやっぱり大袈裟じゃね〜」綾は、竹雄の淡い想いに気づいていたのかねぇ。

東京で買った櫛を綾に手渡す竹雄。ようやく渡せた! よかった!!!!
「ありがとう。うれしい」そう言われて、思わず「好きじゃ」と言ってしまう竹雄。
突然すぎてドキッとしたわい!!

ワシはなんちゃあ持ってませんけんど。二つだけ、子どものころから持ち続けてきた、大切なものがありました。この思いは、そのうちの一つです。

もう一つは?
で、お母ちゃん(バイカオウレン)と天狗の元にいる万太郎が映し出される。
こういう、セリフの答えを映像で映す手法がスッと入ってくるのも、らんまんのいいところよね。全部をセリフで埋めないところは、やはり脚本の足し引きのうまさなのだろう。

万太郎、旅立ちの日。
…万太郎に荷物を渡してお別れかと思わせてからの、竹雄もお供するってよ。最高かよ!!!!

ワシらは三人でひと塊。ワシだけ置いていかれるわけには参りません。
お二人に負けんよう、ワシにとって一番大変な道を選びましたき。
炊事洗濯金稼ぎ。植物採集の手伝い。ダメ若の面倒を見るががいちばん大変じゃき。
ワシも精一杯、力を入れんと。

なんじゃおまん、なんじゃ←めっちゃうれしそうな万ちゃん^^

「おばあちゃん、行ってまいります」←うぅ、ここで思わず泣きました。おばあちゃ〜ん!
「体に気をつけて、万太郎」
その横で、タキの様子を見守るような綾も映り込む。らんまんは、演出も「愛」に溢れているのよね。

・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
竹雄…志尊 淳
槙野 綾…佐久間由衣
幸吉…笠原 将
市蔵…小松利昌
ふじ…石村みか
タキ…松坂慶子
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん

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