第8週「さよなら糸島 ただいま神戸」
第9週「支えるって何なん?」
7週のラスト。畑でマツケンじっちゃんと壮大なお別れをしたはずなのに、またお別れシーンから始まるとは思わなんだ。やはり三歩進んで二歩下がるおむすび界！
しかもかなり尺とるじゃーんという感想しかない。うーん。
神戸にあるかつて住まいの前に立つと、さすがに震災のことを思い出してしまった様子の結。
愛子やその後に登場する歩も含め結に「大丈夫」かと聞くけど、その心配する気持ちにこちらはノレないのがつらいところ。うーん。明らかに震災に対する結の感情を描ききれていないと思うんですよね。
ツッコミどころは、聖人の店の名前を「ヘアサロンヨネダ」とし、愛子が考えたと発言したところでせうか。「バーバー米田」から「ヘアサロンヨネダ」へ。
どこらへんを考えたの？ 愛子さん。漢字じゃなくてカタカナよ！ってところ？
しかも、女性客も増やしたいということだったけど、どこらへんで女性客ウケを狙ったのよ、教えて！！！！ サロンやカタカナだけで女性はホイホイしないわよ、頼むよ。
んで、ヒロイン結は栄養士になるための専門学校へ。気合いの入ったギャルメイクで行くのでオリエンテーションだけなのかと思ったらめちゃ授業ある。しかも調理実習も！
そりゃ、メイクもネイルも落とせ言われるがな。。
どうしてこういうダメ描写をするかな。結ってそんな非常識な子でしたっけ？（ま、結がどんな子かよくわからんのだけど）うーん。
そんな結に舐めてんのかと詰め寄る沙智、「感じ悪〜い」のお嬢様キャラ佳純、脱サラして入学してきた森川。クセが強いというか、わかりやすいというか。言ってしまえば、とりあえず誰にも興味が湧かねっす！！！（クセ強キャラを登場させてもそれだけが浮かないように描けるクドカンはやっぱすごいんやなぁ。あ、あちらはクセ強キャラしかいないか！）
さてヒロイン結は、堂々と「彼氏がプロ野球を目指しているから、それを支えるために栄養士を目指している」と言えちゃう子になっていて、それがギャル魂ってことでせうか。
彼氏の四ツ木は、結婚を前提に結と付き合っていると臆面もなく言っちゃうし、これが平成の恋愛なのか。…わからぬ。
「本気でプロを目指すなら飯も本気で食え」と、先輩から忠告された四ツ木。その話を聞いた結は、献立を考えてあげることになったわけですが、それ、高校時代のスタミナ弁当のエピとほぼ一緒では？ と思ってしまったのですが、どうでせう。
今回の失敗は結の考えたメニューでは、カロリー諸々圧倒的に足りないということだったんだけど、うーん。やっぱり高校時代のエピと一緒ではないのか。突然、監督が家にやってきて勝手なことをするな（だっけ？）とお叱りを受けたの、2人とも忘れちゃったのか？
せめて、結が作った献立を専門学校の先生にチェックを受けるとかすればよかったのに。高校時代の失敗を活かして、今回はプロの先生にも教えを受けていたら結の成長に繋がったと思うのは素人考えでせうか。うーん。（だって、さっちんは元陸上選手ってだけで栄養のプロではないよ、まだ）
さっちんとの絡みが必要なら、さっちんは支えられる側のメンタルについて結に伝える役目でよかったと思うの。しかも、あんなツンツンキャラにしなくてもいいし、何ならしないほうがいいと思うけど。だって、あんなに強く結を拒否っていたさっちんが、泣きべそかいたからって寝返ってくるとは思わんやん。急カーブには気持ちがついて行きづらいのよ…。
聖人とナベさん、歩とナベのくだりは、うん。とくに感想はないっす。
「さっちんもギャル。好きなことを貫いている人はギャル」
2カ月近く見ていて、結がギャルにこだわる意味や理由がいまいち伝わってこないし、ギャルをやる意義もよくわからんが、脚本家は最初からギャルをヒロインにしたかったんだろなーとは思いました。だけどそれでだけではプロットが通らなかったとか？ そんで栄養士やら震災を後から絡めたのではないか？
それくらい、ギャルと栄養士と震災が別々の話過ぎて。。。
とことん、ギャルにこだわって描いたらよかったのにね。
・キャスト・
作…根本ノンジ
米田 結…橋本環奈
米田 歩…仲 里依紗
四ツ木翔也…佐野勇斗
矢吹沙智…山本舞香
湯上佳純…平 祐奈
森川学…小手伸也
米田愛子…麻生久美子
桜庭真知子…相武紗季
米田佳代…宮崎美子
米田聖人…北村有起哉
米田永吉…松平 健
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