導入の糸島編が終了したので思うところなど。「おむすび」 

おむすびタイトル ドラマ率直感想!

第1週「おむすびとギャル」
第2週「ギャルって何なん?」
第3週「夢って何なん?」
第4週「うちとお姉ちゃん」
第5週「あの日のこと」
第6週「うち、ギャル、やめるけん」
第7週「おむすび、恋をする」

公式によるとおむすびは、「平成元年生まれのヒロインが、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、主人公・米田結が、激動の平成・令和を思いきり楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進みます!」 というドラマらしいです。

これを読むと、その通りのドラマになっていますねって感じ(悪い意味で)。
だって、グラフティってなんだよって思ってググったら「落書き」って意味で、落書き的と思えばそんな仕上がりかなと納得しちゃったのだ ^^;

ギャル魂を描いているというより、ギャルになるならないでとことん時間をとった割に、ギャルを満喫している様子だった翌週にはギャルやめるって言い出したり、急に帰ってきた姉ちゃんが家族で神戸に帰ろうと言い出したけどそんなことなかったかのように東京へ帰って行っちゃったり。
三歩進んだかと思ってもすぐ二歩下がるというか、振り返ったらゆっくりした曲がり角なのに急ハンドルかますというか。たとえ下手かっ!

要するに、バラバラしてんなーって印象。落書きと言われば、なんか納得してしまいます。
朝ドラとしていいかはなんとも。それでもグッとくる瞬間もあるので、Pが悪いのか設計図がイマイチなのか…。

もっと、どストレートに描いてもよかったと思うのですがどうでしょう。
神戸の震災を経験した結が、幼い故にその体験を言語化できないけれど深い傷を負っていた。以前だったら、その変化に姉の歩みが気付いてフォローしてくれていたけれど、震災で親友を失った歩には、結を気遣う余裕はなかった。そのことをまだ理解できない結は、歩が変わってしまったと勝手に失望。

糸島に移り住み、歩は亡き親友の意思を継ぐような気持ちで、ギャルの格好をする。
糸島の学校では浮きまくるが、逆にだれにも構われない環境が歩をホッとさせる。
結にしてみたら、歩がどんどん変わってしまうように見えるだけ。

大好きなお姉ちゃんを変えてしまった結にしてみたら、ギャルって存在が許せない。
神戸のことも思い出したくない。そんな風な姉妹のすれ違いでもよかったのでは?(知らんけど)

あと、歩がハギャレンのトップに至るのはドラマの通りでいいとして、それを愛子さんだけはわかっている体にするとかにしないと、愛子さんの愛情もよくわからんとこある。
肝が据わっているのはレディース上がりだからってことなら納得できるんだけど、イマイチそのキャラが生かされていないのも残念。

あとあと、神戸にドチャクソこだわっている聖人はこの12年の間に神戸と糸島を行ったり来たりしててもえーんじゃね? 12年間、床屋をやっていないのにいきなり復帰とか無理じゃね?

こうして振り返ると、もう少し丁寧に描いていればすんなり受け入れらそうなところがいっぱいあるのよね。そこをすっ飛ばして、急に話もキャラもポコポコ出てくるから急カーブに感じるのよ。

ギャルの朝ドラヒロインは悪くないし、高校球児の彼氏がいてその彼のために栄養士を目指す設定も平和でいいのに、なんだかな。

明るいアゲ〜〜♪ を朝ドラとしてもっと楽しみたいよ!

・キャスト・
作…根本ノンジ
米田 結…橋本環奈
米田 歩…仲 里依紗
四ツ木翔也…佐野勇斗
米田愛子…麻生久美子
米田佳代…宮崎美子
米田聖人…北村有起哉
米田永吉…松平 健

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