朝ドラ感想に費やす時間がなくて早数カ月…。今さらですが追っかけ感想を。
第36〜40回「女冥利に尽きる?」(第8週)
第41〜45回「男は度胸、女は愛嬌?」(第9週)
自分と同じように、社会的地位のために結婚を申し込んだと思っていた優三には寅子への想いがあった。それを知ってから優三のやさしさに触れると、恋に落ちるのでせうか。→落ちましたwww
そして新しい命を宿した寅子。
先に弁護士として法廷に立った久保田パイセンは、母としても妻としても弁護士としても満点を求められて、そんなことは無理なのだと去っていく。
「もう、私しかいないんだ…」追い込まれていく寅子に、「やれることはする」と手を差し伸べてくれたよねの言葉が、なんで届かなかったんだよー!!!!
寅子に届いたのは男衆の、「今は子育てに専念」という言葉。
おなかの命が大切なのはそう。そりゃそうだけど、仕事と子育てをどう両立させていくかは寅子が決めることであって、外野は黙ってろってんだよ!!!
寅子とよねの別れがツラい。
そして、優三も戦争に取られてしまう。
寅子の兄の直道も戦死し、優三の戦死を知らせる手紙を隠してしまった直言の気持ちもわからんでもない。認めなくなかっただろうし、これ以上寅子を追い詰めたくなかったんだろう。
優三の死を「本当」にしたくなかった。
まぁ、そんなことはバレてしまうわけだし寅子がシャッターを下ろしてしまうのも無理はない。
だけど直言、最期に懺悔ができてよかったよ。
安心しきって倒れるようにして眠る直言。はるの「まだよ」は何度でも見たい名場面。間の取り方最高かよwww
そして、優三との思い出の場所で寅子が見たものは「日本国憲法」
スタート時とリンクしました。
すべて国民は法の下に平等であって、人種、信條、性別、社會的身分又は門地により、政治的、経済的又は社會的関係において、差別されない
立ち上がった寅子が向かった先は、そう、桂場の元へ。否、弁護士としての仕事を求めに行った先に桂場がいたのか。桂場が人事課だってよ!
第46〜50回「女の知恵は鼻の先?」(第10週)
第51〜55回「女子と小人は養い難し?」(第11週)
すべて国民は、法の下に平等。この国は変わった。
だから「私にも裁判官になる資格はある」と桂場にアピールするも、今は裁判官での採用は無理とのことだった。その代わり、人手不足の司法省で働くことになった寅子。
司法省では沢村一樹ことライアンの部下・サディとして、民法改正に取り組むことに。
寅子の同級生も働いていると聞き、誰よ? と思ったら小橋だった。振り向きざまの小橋。
寅子は一度、逃げ出したことを(逃げ出したわけじゃないと思うが)めちゃくちゃ気に病んでいた。だから、自然とめっちゃ謙虚な態度になってしまう。
そんな寅子に桂場はムムム顔。そんな寅子に小橋がツッコむ。
「昔のお前なら、はて?はて?って噛み付いて理想論を振りかざしていただろう」。
小橋なりの叱咤激励でせうか。よね同様、わかりにくいな!←嫌いじゃないw
寅子と優三の娘、らんまん界の園子から転生した(違)優未のかわいいこと!!
名演技に悶えておりました。
花岡とも再会するし、穂高教授との再会もあった。
花岡はなんだか追い詰められている感じ。(嫌なフラグがビンビンよ!)
穂高センセは、司法省で働く寅子を心配して新しい仕事を見つけてきたと言う。
「仕方なくこの仕事についたんだろう」って、法曹界に導いたのは穂高なのに!!!
不幸にしてしまったと謝る穂高の言葉に沸々となる寅子。
「不幸? 私が? はて?」
出ました「はて?」。素早く反応する桂場、いい仕事してんな!w
・キャスト・
作…吉田恵里香
佐田寅子…伊藤沙莉
猪爪はる…石田ゆり子
猪爪直言…岡部たかし
佐田優三…仲野太賀
猪爪花江…森田望智
猪爪直道…上川周作
山田よね…土居志央梨
桜川涼子…桜井ユキ
大庭梅子…平岩 紙
崔 香子…ハ・ヨンス
猪爪直明…三山凌輝
久藤頼安…沢村一樹
猪爪優未…斎藤羽結
桂場等一郎…松山ケンイチ
穂高重親…小林 薫
他
語り…尾野真千子
主題歌…「さよーならまたいつか!」米津玄師
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