第31〜35回「女の心は猫の目?」(第7週)
昭和14年春。
寅子はここから1年6カ月、雲野法律事務所で弁護士修習を受けることになった。
それから、初めての冬が訪れたころ…
花岡から修習後の2回目の試験に受かったと連絡。
「これで晴れて裁判官だ!」「おめでとうございます!」そんな会話の後に、「お祝いしてくれるんだろう」と花岡。
「どうしましょう、誰に声かけましょうか。轟さんは来るとして…」←轟さんは来るとしてがツボ。そう、轟はきっと来るw
「できれば2人でやらないか」と花岡。
花岡さんはそれでいいの?
ああ、それがいいんだ。←それでいい、じゃなくてそれがいいってやつですね!!!
おやおやおやおや?
この恋バナに、花江がウッキウキなのめっちゃかわゆすーーーー!
何を着ていくか聞かれて「会社帰りだから」と答えていた寅子だけど、花江とはなの説得があったのかなかったのか、からし色のワンピースを手作り(花江がぶんどって手伝っていたけどwww)
お祝いの日。
花岡は、佐賀地裁に赴任になったことを寅子に伝える。「父も喜んでくれたよ」と。
「それはよかった」
でも、なかなか会えなくなるわね
そうだね
沈黙。
レストランを出た2人。
「駅まで送っていこうか」
「ううん、ちょっと事務所に戻ってから帰る」
「そうか…」
沈黙。
を、破ったのは寅子。「じゃ、気をつけてね」。手を差し出し「お互い、がんばりましょうね」と告げる。花岡も「ありがとな、猪爪」と答えて寅子の手を取る。が、先に手を解いたのは花岡。
別れもあれば出会いもある
そんな「別れもあれば、出会いもあります」というアナウンスとともに、事務所にいたのはよね!!!!! よねが、よねがいるーーー!!!!
勉強がてら、雲野法律事務所を手伝うことになったんだて!!! うれしいすーーーー!
「もしかして高等試験に合格なさった?」
「落ちた」ガーーーン!
よねが高等試験に落ち続けている間に、昭和15年10月。寅子は修習を終えて、正式に弁護士資格を手に入れた。
「弁護士 猪爪寅子」の名刺を手にして、名実共に女性初の弁護士になるため早く事件を担当して法廷に立ちたい寅子だったが…
「別の方に」「女?」「すいません、男性の方に弁護お願いしたいのですが…」
思うようにはいかない。
来る日も来る日も依頼人に断られ続け、そんな日々が、翌年の秋まで続いた。
そんなとき、久保田パイセンが女性で初めて法廷に立つ女性弁護士として話題に。
新聞記者に囲まれる久保田パイセン。
「久保田さんはたしか最近ご結婚されて、ご懐妊されているとか」!?!?!?
弁護士事務所のシャチョーさんが話を継ぐ。
「事務所一丸となり、これからも弁護士としての、そして良き妻であり母としての久保田くん、を支えていく所存であります。あはははは」←何それ。
そんな久保田パイセンの衝撃展開についていけずにトボトボと階段を降りる寅子とよね。と、トドロッキー。
「だんごでも食って帰るか」←よね発信なのが萌えw
そしたらば、階段の上から「キャッ!」という声が。
3人が振り向くと、そこにいたのは階段でよろめきかけた女性と花岡!?!?
驚きのあまり、カバンを落としたのはトドロッキー!←間が、最高なのよwwww
花岡は隣の女性を「僕の婚約者だ」と紹介する。
「花岡さん、ご婚約おめでとうございます」
精一杯の笑顔で伝える寅子と、信じられないものを見るように花岡と女性を目で追うトロドッキーと、花岡にガンをくれる(ように見える)よね。
竹本に移った寅子たち。
だから佐賀について行けばよかったんだとよねが言うと、私には私のやりたいことがあるとトラ。
「ならそんな顔で食うな」のよねの言葉がなんかよかったなぁ。
後日、よねと轟は花岡を呼び出していた。
「あんな仕打ちがあるか」とトドロッキー。
花岡の言い分はこう。
「猪爪にやっと掴んだ弁護士の道を諦めて、嫁に来てほしいと言えと?」
「お前のやっていることは、猪爪も奈津子さんも侮辱する行為なんじゃないのか?」
「でももう決めたんだ」
ここからは、何も間違えず正しい道を進むと誓うよ。←戦争が始まっているときにこんなことを言う、花岡の未来が怖いよぉ。
一方寅子は、直言とはなに頭を下げていた。
「私に、お見合い相手を探していただけないでしょうか」
わかったんです。本当に心底くだらないと思いますが、結婚しているかしていないかで、人間の信頼度をはかる物差しとしてお使いになる方が、非常に多いということに。
立派な弁護士になるために、社会的信頼度、地位を上げる手段として私は結婚をしたいんです。
あなた、花岡さんはどうなったの?
花岡さんは、とってもお綺麗な方とご婚約されました。
ガタッとなる直言とはる。←息ピッタシまであともうちょっとだったなwww
「どなたでも構いませんので」
「どなたでもいいわけありますか!?」
理由はともかく、寅子の結婚の決意を喜ぶはる。
「あなたにも将来を支え合う相手は必要です」←そうね。それはとっても同意です。
そんなわけで、ほぼ10年ぶりの寅子の見合い相手探しが始まりました。
しかし「25を過ぎてると難しいと…」「こんなにも見つからないものかしら、お見合い相手って」
優三が寅子にプロポーズをしにやってきたぞ!
そんなある日のこと。
「お帰りなさい」
かつての部屋から登場する優三、まじ優三!
「トラちゃん、お見合い相手を探してるんだって?」←キタッ!
僕じゃダメかな?
はて?
だから、社会的地位を得るための結婚相手、僕じゃダメでしょうか?
「つまりそれは、優三さんも社会的地位が欲しいと」←トラ、優三の真剣な顔を見ろ!!!!
「そうです。独り身への風当たりの強さは男女ともに同じですから」
なるほど。
「はい!」と笑顔で手を差し出す寅子。
「あ、そうかよかった〜」の笑顔の後に、おなかがキュルキュルでトイレに駆け込む優三。
とまぁ、そんなこんなで「社会的地位を得るための結婚」に進む寅子と優三なんだけど、そこははるさんが、優三の気持ちに寄り添ってくれました。
ご存知のように、うちの娘はこんな感じです。でも、私たち2人にとってはかわいい娘です。いい歳をして、子離れ親離れできていない私たちですが、家族共々、よろしくお願いいたします。
こうして寅子と優三は婚約しました。で、「婚約効果は定かではありませんが、寅子は初めての依頼を引き受けることができました」とな。
寅子の初裁判の後ろ(傍聴席)に、よねがいてくれる安心感!
裁判が終わると、寅子はよねに言う。
「紙切れ一枚でこれだけ立場がよくなるなら、結婚も悪いものじゃないわね」←結婚は罠だって、かつては言っていたのにね。。
「逃げ道を手に入れると、人間弱くなるもんだぞ」よねは言う。
「逃げ道じゃないんだってこの結婚は」ムキになる寅子は珍しい。逃げ道…
そんな寅子も、晴えて佐田寅子に。そして初夜、優三の本当の気持ちを知ることになります。
寅子に指一本触れたりしないと告げた優三は、眠る間際、つい気持ちが漏れてしまった。
「まぁ、僕はずっと好きだったんだけどね、トラちゃんが。おやすみなさい」
Zzzz ←のび太より寝付きのいい優三www
「え? 待って。起きてください」ちゃんと起こすところ、寅子だよなぁwww
優三は、高等試験に落ちたときから自分の気持ちを封印していた。だけど、寅子が「誰でもいい」とお見合い相手を探していることを知り、「当たって砕けろって」
「だから、ご心配なく。トラちゃんに見返りを求めたりしないし、今まで通り、書生の優三さんとして接してくれて構わないから」
はて?
優三の本当の気持ちを知って、寅子の気持ちにどう変化が起きるのか。
そして、「大きな戦争の足音」も近づいている。
はぁ、どうなるんかねーって、1週間後に先週分のおまとめ放送をまとめているからどうなるかわかった上でも、予告の「じゃあ、私はどうすればよかったの?」の寅子の叫びに、寅子に心に、よねの声が届いて欲しかったという思いは強くなるばかり。
・キャスト・
作…吉田恵里香
猪爪寅子…伊藤沙莉
猪爪はる…石田ゆり子
猪爪直言…岡部たかし
佐田優三…仲野太賀
猪爪花江…森田望智
猪爪直道…上川周作
猪爪直明…永瀬矢紘
山田よね…土居志央梨
桜川涼子…桜井ユキ
大庭梅子…平岩 紙
崔 香淑…ハ・ヨンス
桂場等一郎…松山ケンイチ
穂高重親…小林 薫
他
語り…尾野真千子
主題歌…「さよーならまたいつか!」米津玄師
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