いつの時代も都合よく使われるのは弱き者たち!「虎に翼」

虎に翼タイトル ドラマ率直感想!

第14回「女は三界に家なし?」(第3週)

「私とあんたらは違う。だからもう関わるな」
寅子たちは顔を見合わせるけれど、かける言葉見つからない。
「どうしよう。よねさんに何か言葉を掛けなきゃ…」

チャラリン(寅子の脳内劇場始まるよw)
「よねさん、話してくれてありがとう。本当につらい思いをしたのね。つらかったわね。あなたを前に、上も下もないとか、法律は守るものだとか、簡単に口にしてごめんなさい」
はぁ? あんた私のことかわいそうな人扱いしてんの? 鬱陶しいんだよ!(ギャン!)

「だめ。こんなこと言われたくてよねさんは話してくれたわけじゃないはず」
って思ってるのに次の脳内シミュレーションが始まる。チャラリン♪
「でもよねさんの生い立ちとよねさんが私たちに嫌な態度を取るのは別問題じゃないかしら?」(早口!)
はぁ?

「だめ。これじゃあ喧嘩になるだけ」←喧嘩売ってるしな!

チャラリン♪
「環境が違っても教室ではみんな平等!」
「違う!」

なんと声を掛けたらいいかわからない。何を言ってもなんだが偉そうになってしまう気がする。

「話は終わっただろう。さっさと帰りな」
あ、待って! えっと…

股間股間、何回叫ぶねーーーん!

私にはお付きの子もいない。日傘や荷物を持たせたりしない。おにぎりを人に施す余裕も、働かなくても留学させてくれる家族もいない。昼休みに泳いだり歌ったりしない。(←そのための水泳描写だったのか。確かに寅子もお嬢よね)

「1日も大学も仕事も休まず必死に食らいついている。だから、余裕があって恵まれてるやつに腹が立つんだよ」←気持ちはわかる。

しかし、寅子はよねの「1日も休まず」に引っかかったらしい。
あの。お尋ねしたいのだけど。1日も大学を休んでいないと言っていたけど、お月のものが来たときはどうしてるの?

マスター「僕、席を外そっか」「お気になさらず〜」←聞いておけってことかな?

別にどうもしない。血さえ漏れなきゃいいんだ。
頭やおなかは痛くならないの?
別に。
「そうなの? いいなぁ! 私はお月のものが始まると4日は寝込んでしまうの。始まる前からもう体が重〜くて頭が痛くて」

なんの話だ? さっさと帰れって。←話がコロコロ変わるのは女子会話あるあるだから!

「帰る前に一つよろしくて」涼子様が立ち上がる。
あんたまでなんだよ。←よね的にはそうだわなw
「わたくし、今まであなたとなるべくご一緒したくないと思っておりましたの。その…お気立てに難がおありでしょ
はぁ?←いやそこはだってそう言われてもしゃーない態度でしょうよ、よねちゃんよ
「ですけどわたくし、法廷劇のとき惚れ惚れしましたの。わたくしは動けなかった。理不尽なことが起きているのに、周りの目が気になって、集まった記者が怖くて。殿方に立ち向かうのが怖くて

そんな中あなたは怒りを飲み込まず、真っ直ぐに。真っ先に殿方の…股間を蹴り上げた←爆

わたくしも、あなたのように周りを気にせず声を上げられるようになりたい。躊躇なく、股間を蹴り上げられる女性になりたい←涼子様なんか違うwwww
「やめろ! 股間を蹴り上げて怪我して、あんたらの世話になったんだぞ、かっこ悪すぎるだろう…」

股間股間、何回股間言うねーーん!w

「よねさんがこんな顔をして終わるのは嫌だ」
そう思った寅子はある提案をする。

再検証、しませんか。法廷劇の再検証。
殺したい相手がいたとして、その方法におまんじゅうを選ぶ?
そもそもおまんじゅうに毒なんて仕込めるのかしら?

どう返事をしたらいいか戸惑うよねに「じゃあ今日の借り」
よねの世話をした借りを返すという名目で、みんなで再検証をすることとなった。

そのころ猪爪家では、気まず〜い雰囲気の夜ご飯。
そこに寅子が帰ってくる。
「お母さんと花江に頼みたいことがありまして」

戦えない者を愚かだなんてまとめちゃダメ!

毒饅頭殺人事件の検証をする日がやってきた。
はると花江に手伝ってもらいながら、饅頭作りから検証!
「事件についてとことん考えるんじゃなかったのか」
「そうだよ。だから実際に毒饅頭を作って、自分たちを納得させるの」

饅頭作りは手間がかかった。
「こんなに手間がかかるものに、わざわざ毒を…」
「手間がかかるから、でしょ?」
はて?(よねを見る寅子)
「こっち見んな」www

甲子さんの手作り饅頭は乙蔵さんの好物だったでしょ。こんな手間のかかるものを甲子さんは彼のためにせっせと作り続けていた。
「良くも悪くも思い出の料理なんですね」

それに男ってバカなのよ。別れた女はいつまでも自分が好きだと思っているの。
(うなづくはる)
自分の好物を作って玄関に置いてくれた。ふふふ、うい奴め。パクリ。ウッ!ってね
「そんないくらなんでも」
「カフェーに来てる男なんてみんなそんなもんだぞ」

出来上がったお饅頭を頬張るお嬢さん方。
「この中にどうやって毒を?」
確実に殺すためには大体80匁(1匁は3.75gだそうよ。ググりました)
え? 80!?!?

やっぱり。お饅頭で人を殺すのは無理がある。つまり、甲子さんには殺意がなかったと推定せざるを得ないんじゃない?
「甲子さんに知識がなかっただけかも」
人を殺そうとするなら、きちんと調べるはずですよ
「毒を入れること自体に、すでに殺意があるわけだし」
実際、一人亡くなっていますしね

「これでハッキリしたろう。毒饅頭事件は甲子が無知だった故の結果だ」
無知だから殺したかった乙蔵は重体で、別の人を殺してしまい罪が重くなった。惨めで愚かな行動に出てしまった。それだけだ。この社会は、女を無知で愚かなままにしておこうとする。恵まれたおめでたいあんたらも大概だが、戦いもせず現状に甘んじる奴らはもっと愚かだ。

それは絶対に違う!
いくら、よねさんが戦ってきて立派でも、戦わない女性たち、戦えない女性たちを愚かなんて言葉で括って終わらせちゃだめ。弁護士以前に、人として大切なことだと思う。

「法という武器を、盾を持ちつつある私たちだからこそ、今日は最後まで寄り添って考えたいの、甲子さんのこと」
すると唐突に誤りだす涼子様「ごめんなさい」
なんで涼子様が謝るの?←それな!

皆様に黙っていたことがございます
え?

涼子が言うには、この日のために元となった判例を調べ直したという。すると、学長が法廷劇用に内容をあらためていたことが判明。
甲子さんは事件を起こす前に、婚姻予約不履行を起こしていた。

ええ?

乙蔵は敗訴して。甲子さんに七千円を支払ったとか。
敗訴!? 婚約予約不履行が認められたのか?

さらには、甲子の職業は女給ではなく医者。お饅頭に盛った毒は防虫剤ではなくチフス菌。

「で、毒饅頭はそのままなのかい!」
「手間がかかるから、でしょ?」「男ってバカなのよ。別れた女はいつまでも自分が好きだと思っているの。」(ワテの頭の中で蘇る梅子の考察。さすが梅子だわw)

あり得ない
「なぜそんな改変を」

医者よりも女給のほうが同情できる。民事訴訟を知らない女のほうが同情を集められる。
「それは、正直あるかも」
かわいそうな女を弁護する、やさしき女子部の学生たち。そういう印象を持たせたかったんだろう

「私たちはいつの時代もこんな風に都合よく使われることがある」←ナレーションのオノマチは寅子関連の人なんだろうけど、令和の今を生きている人なのかな〜?

「この事件の胸糞の悪さはこれか。ふざけやがって」

・キャスト・
作…吉田恵里香
猪爪寅子…伊藤沙莉
猪爪はる…石田ゆり子
猪爪直言…岡部たかし
佐田優三…仲野太賀
米谷花江…森田望智
猪爪直道…上川周作
猪爪直明…永瀬矢紘
山田よね…土居志央梨
桜川涼子…桜井ユキ
大庭梅子…平岩 紙
崔 香淑…ハ・ヨンス
久保田聡子…小林涼子
中山千春…安藤輪子
桂場等一郎…松山ケンイチ
穂高重親…小林 薫

語り…尾野真千子
主題歌…「さよーならまたいつか!」米津玄師

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