第12回「女は三界に家なし?」(第3週)
寅子の同級生たちに女給と間違われたあと、嫁に来た人間の気持ちがわからないと寅子に愚痴ったところを義母に聞かれてやってられねぇの花江も参加して、法廷劇の衣装づくり。
一区切りついてあとは各自で。←だって気まづいからね!
法律事務所のCM風で笑えたのはよかった
そのころ、桜川家の執事が「お口汚し」を持って猪爪家に現れていた。
涼子さまは絶句。
「お嬢様、お迎えに参りました」
どうして?
「お迎えに参りました」…すまん、大事なことは2回言う。真一さん@まんぷくを思い出しちゃったぜ!
寅子の父が銀行に勤めていると知って「私ホッといたしました」と。偵察に来たのねー。
「これで奥様もご安心なさるはずです」真理子の指示かーい!
「お嬢様の一挙手一投足、世間様は大変興味を持つようです。お振る舞いにはお気を付けなさいませ」←お嬢様も大変だ。
自宅で衣装作りの続きをしていると酔った寿子が涼子に絡む。
「涼子お嬢様はお美しいからいくつになっても殿方から引くて甘てで、も〜うほほほ羨ましいって。わたくしもう、恥ずかしくて…」そこに帰宅した父がフォローしてくれるんだが、火に油を注ぐ結果に!
「もう! あなたは黙っていらして。お父様から引き継いだこの桜川家をわたくしは守っていかなければならないの」
「口を挟んですまなかった」退散早っ
「桜川家の女として生まれた役目、果たしなさい」
猪爪家では、執事からもらったお口汚しのシュークリームでティータイム。
…花江はまた立ってるよ! 直道、気付け!(ま、無理だよな)
カフェーで働くよねは客に「もっと愛想よく渡せないかね」「法律なんてお勉強してるから、そうなるだよ」「女はさ、そんなことしなくてもラクに稼げるだから」と幼稚な学生らと変わらんこと言われてた。←ほんま、女が賢くなるのがそんなに怖いかね。
さて。
女子部では出来上がった法服にキャッキャウフフの寅子たちに、「(法廷劇の)なんだよこの終わり方」とうめが抗議。
(女子部一同が客席を見て)
こうなる前に弁護士にご相談を!
損害賠償を請求できます
でも、男性には相談しくい
そう思っておられるご婦人方(梅子ノリノリw)
我々、女子部一同が弁護士になった暁には
必ず弱気ご婦人方の
(みんなで)
力強い味方となります!
法律事務所のCMディスりやんwww
よねは「書き直せ!」と言う。よねにジョークは通じないわよ(ジョークちゃう)
「民事訴訟を起こしても婚姻予約不履行は認められない。そう学んだはずだ」とド正論よね。
でも、これは先生方が考えてくださった筋書きで…
「結局男の言いなりか。いい加減にしてくれ。あんたの時間稼ぎにこの場所を使うな」
それ、どういう意味かしら
「結婚から逃れられるならなんでもいいだろ。他にも興味本位や主婦の暇潰しとか。私はあんたらと違って本気なんだ。本気で弁護士になって世の中を変えたいんだ」
涼子様は一瞬顔を伏せ再び顔を上げると「ごめんあそばせよねさん。私が結婚から目を背けるために勉学に励んでいるのは事実」
はて?
私もそうですよ。動機はどうであれ、今ここに残ったみんなは一生懸命勉強して次に進む道を探している。それだってよねさんと同じ本気ってことじゃないからしら。
「お前らの一緒にするな。私の本気は…」
たとえあなたの本気が優っているからって、誰かを貶していいわけじゃないと思うの。本気なんて目に見えないもので、どっちが上とか下とか。それこそ、くだらないことじゃないかしら。
場所は変わって猪爪家の台所。
はるは日記をつけていた。「花江さんが何を考えてゐるか分からなひ。彼女を尊重、優しくしてゐる。女中のやうな扱ひとは?」
そこに、味見をして欲しいと花江がやってくる。
「うん、いいわね。でもね、もうちょっと甘くても」←どんだけ甘党やねん!
「あ…」
法廷劇本番を迎えたぞ!
「法律の世界は楽しいですよ」チラシを配り、張り切る寅子。ほんと、体力あるよなw
法廷劇は、優三も見に来ている!
「名律大学法女子部法科有志一同、心を込めて演じます。ご高覧いただき、婦人が法律に携わることの意味を、感じていただけたら幸いです」
法廷劇が始まった。
寅子は甲子役。超熱演w
よねは通常営業「無念の思いはわかりました。だからといって人を殺していいことにはなりませんよ」
「殺す気はありませんでした! 苦しんでくれたらそれで」
「涼子様こっち向いてーー!」「ふうぅ〜!」厨二病男子がやってきた。暇人かよ!
穂高は咳払いをするだけ。いや、追い払えよ!
「冷静にならなきゃ。この法廷劇は絶対成功させるんだ」
必要にヤジを飛ばす厨二男子ず。
「母ちゃんにあんた格好させられちゃ恥ずかしいよな」
「あの男みたいなヤツが上野のカフェーに入っていったところを見たって」
「まぁ、そんな奴らじゃなきゃ魔女部に入部しないか」
退廷なさい! ここは法廷ですよ、慎みなさい!
笑ってゴマかす男子ず。小せえ!
「どうせ誰も弁護士になんかなれねえよ!」
「おい! お前! 何て言った?」
撤回しなさい! あなたね、今私たちにその言葉を投げることがどれだけ残酷かわからないの?
「あなたち恥を知りなさい」久保田の声とともに会場がざわつく。
「うるせーなー、だから女は!」←出ました「だから女は」でこちらが黙ると思ってるやーつ!
よねは男子に「お前の顔、覚えたからな」と言いながら近づく。
「だからなんだよ」
「覚えたからな」←よね、かっちょええ!!!
堪らず男子がよねを突き飛ばす。←「だから女は」が効かないと暴力ですか。そうでしょうね!!!!
「よねさん、ダメダメダメ」と心で叫んでいた寅子だが。あ、いや寅子じゃなくて未来の誰かか。おそらくオノマチが演じるどなたかが「ダメダメ」と叫んでいたが、とうとうブチギレた。
ちょっとーーーー!!
つづく。ヒロインの咆哮顔でつづくて、すごいな(褒めてます。めっちゃ好きっす!!!)
・キャスト・
作…吉田恵里香
猪爪寅子…伊藤沙莉
猪爪はる…石田ゆり子
猪爪直言…岡部たかし
佐田優三…仲野太賀
米谷花江…森田望智
猪爪直道…上川周作
猪爪直明…永瀬矢紘
山田よね…土居志央梨
桜川涼子…桜井ユキ
大庭梅子…平岩 紙
崔 香淑…ハ・ヨンス
久保田聡子…小林涼子
中山千春…安藤輪子
桂場等一郎…松山ケンイチ
穂高重親…小林 薫
他
語り…尾野真千子
主題歌…「さよーならまたいつか!」米津玄師
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