キューガーデン、ヴィーチ商会、チョウノスキー。植物学の散りばめ方が相変わらずうまい!「らんまん」 

らんまんタイトル ドラマ率直感想!

第14週「ホウライシダ」68話

アバンなし。昨日の田邊教授のセリフ「では、最後の提案だ。私のものになりなさい」から始まった68話。戸惑いつつも「どういう意味でしょうか?」と問う万太郎です。

君を、私専属のプラントハンターとして雇おう。←影武者じゃないよ、ハンターだよ!
イギリスの公立植物園・キューガーデン。←先日のあさイチ・プレミアムトークの松坂慶子さんが、訪ねて行ったとお話しされていましたなぁ。(それから)世界最大の園芸商「ヴィーチ商会」も、優秀なプラントハンターを世界各地に派遣して、珍しい植物や新種を発見させている。

ワシが教授のために新種を発見してこいと?

君には、生まれながらにしてその才がある。君を認めているからこそ、提案しているんだ。私は君が、徳永くんや大窪くんより有用な人材だと思っている。←認めている。提案。優秀じゃなくて有用。いいこと言ってる風だけど、ちょいちょい引っかかる田邊教授の物言いよ。

もちろん生活も保証する。新種を見つけてくれば、その都度報酬も。悲しいかな、万太郎が気になるのはお金ではなく「発表は誰がするか」。田邊教授は真顔で「もちろん、私がやる」。←ですよねーーーー! 

マキシモヴィッチ博士にも助手がいた。彼の手足となって植物採集をしていたのは長之助という百姓だった。だから、博士は彼に敬意を表して学名によく「チョウノスキー」と名を入れていた。
私が発表するときも「マキノイ」と入れてあげよう←これおそらく、マジで万太郎によかれと思っている節がある田邊教授。

お聡さん、田邊教授をかわいいと言う!?

心の距離が離れつつあるメンズたちとは反対に、寿恵子と聡子の距離は近づいた様子。
「教授は怖い方ではないですか? 大変偉い方でしょう」
「ええ、でもちょっとだけ、かわいいなと」←なんと!

聡子は母と銀座で買い物中、白くて大きな枕を抱えた田邊教授に出くわしたそう。田邊教授は罰が悪そうに枕を隠そうとするも、「大きいからどうしたって隠せないの」。そのあと、人力車に枕だけを乗せて一緒に散歩してくれたんだとか。←なんで枕を人力車に乗せたんだよ、キャナメw

先生、外国の枕でないと眠れないんですよ。水鳥の羽根が入っているの。
聡子もさんもそこで寝ているの?←それか、それが聞きたかったんかお寿恵!
はい…。髪は乱れるんですけど、それでもいいって。←な、な、な、なんと! らんまんのさりげない色気(エロ?)描写、好きやわーーーー。

ぬお〜〜〜〜!←そりゃ、お寿恵も悶絶するわwww

留学のときからの縁もあって、政府の仕事を断れない田邊。そのせいで、大学の総長や教授らに妬まれ気も休まらない、と聡子は言う。田邊教授にも、彼にしかわからない苦悩があるわけですよね。万太郎の才には嫉妬もあるだろうけど、彼に代わって植物採集をしてくれる手足が本当に欲しいんだろう。いつか、田邊教授が植物学に進んだ理由も知りたいな。

「ですから、槙野さんのようなお方が先生の側にいてくれたら心強いです」

「寿恵ちゃん」「万ちゃん」呼びに、ぬお〜〜〜〜!

田邊邸を後にする万太郎と寿恵子。「お寿恵さん、またきっといらしてね」「ええまた」
おなごたちはいい雰囲気ですけど、万太郎には笑顔なし。田邊は言わずもがな。

「珍しいな、人見知りのお前が」ってなんか、田邊教授の知らぬ一面を垣間見ちゃった感じがしてミゾミゾする! 聡子が「私、槙野さんに旦那さまのお力になっていただけるよう、お寿恵さんに頼んでおきました」と伝えると、「そうか」と言いつつ頭ポンポンしました!?

万太郎の答えは回想でお見せしますよ!

「教授のために探しゆうがは、違いますき」
この子は、暗い洞穴を抜けた先に、緑が滴るような森に、ひっそりと咲いちょりました。すっくと伸びて、そりゃあ清々しかった。この子はワシが見つけました。この子が大好きですき。ほんじゃき、誰にも渡せません。

寿恵子さんを誰にも渡したくないとういうのと、同じことです。
植物だろう、人間とは違う!

突き詰めたらどんな違いがありますろうか。出会うてときめいて、知りたいと思う気持ちが湧いてきて。植物も人間も与えられた場所で、懸命に生きちょります。

話が見えないな。つまり、私のものにはならんと。←言い方!!
「申し訳ございません」手をついて頭を下げる万太郎。大学の出入りを許してくれたこと、その御恩は忘れない。これからも植物学のために一心に働く、そう伝えるも…。

後悔するぞ。何の身分もない、何の保証もない。小学校も出ておらん虫けらが何を言っても無駄だ。お前は私にすがるしかない!←これもきっと、本心じゃないと思うのよ。売り言葉に買い言葉じゃないけれど…。

「いや…。ワシは、やりますき」そんなことを振り返っていた万太郎は、思わず寿恵子を抱きよる。←キャッ!
「寿恵ちゃん」「な〜に、万ちゃん」←ぬお〜!! 破壊力ハンパなっいって!!

「ワシ、岩に穴を開けながら進むしかないがじゃと」
「岩に穴は大変ですね」←言い方も含めてかわいかったなぁ。
「けんど、どうしても、心に嘘はつけんかった」
「知ってますよ。あなたはわがままですから」←お寿恵ちゃん、漢前!!!

寿恵子は、一人でなくってもいい、みんなの力を借りればいい、と。そりゃ「寿恵ちゃんはすごいの」って言いますわ!

「竹雄さんからの申し送り、その2」
万太郎さんは、笑っていないと力が出ないって。←まったく、みんな万太郎に甘いんだからな!

何をお話しされたのかはわかりませんけど、やれるだけやってみましょうよ。やってみたら案外、岩に見えても、軽焼かもしれませんよ。大きな軽焼!←いい考え方ですな。

そんで、万太郎な。「寿恵ちゃん、ありがとう!」って抱き寄せて「一刻も早く帰りたい」って、それはそういうこと?って思うわよ。「私も帰りたい」←ほれ、寿恵子もOKだって言ってんだよ! なのに、また植物に向き合っちゃってるの! 万太郎のバカ! 植物バカ!!!

寿恵子も笑顔で、壁ぶっ叩くしかねーつーの!!字幕の(鼻息)に笑ったわwww

ラストに、佑一郎が十徳長屋に訪れて来たけど、何あのBGM!?
ライオンキング風? どういう意味があるのかしらん?

・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
槙野寿恵子…浜辺美波
広瀬佑一郎…中村 蒼
田邊聡子…中田青渚
田邊彰久…要 潤
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん

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