申し入れた意義がある。でも今じゃない宣言!「らんまん」 

らんまんタイトル ドラマ率直感想!

第9週「ヒルムシロ」45話

朝になっても元気のない万太郎。おりんさんに「暗いよ」と言われるほど(苦笑)

これまでは、草花の研究を始めたら、それっきりほかのことは頭から全部かき消えました。←知ってる。竹雄の心配の声もまるで届いてなかったですもんね(汗)
でも、でも、どういても消えんことがあるがです。

「かわいらしい、花のようにかわいらしいお人です」そう話し出した万太郎、頭の中には、高藤に抱えられて行ってしまった寿恵子の姿が!
「そのお方が、男に抱えられて、い、イチャコラ!」
「イチャコラ?」
そのことを頭から追い払うには、どういたらええがでしょうか?

おゆうもスルッと入ってきて「万さん、恋してるんだ」からの恋バナトークスタート!!←男衆が起き出す前の朝早い時間だから成立するシチュエーションなんだよね。とはいえ、恋の悩みを竹雄には相談しないのねとは思ってしまったwww。竹雄、寂しがない?大丈夫?

「いや、そうじゃとは思っちょりましたけんど、そうじゃないがです。これは、そんなキレイなもんじゃない」と、ヒルムシロの葉を指で押し沈める。←自分に芽生えた黒い気持ちを沈めたかったのか、はたまた、イチャコラ記憶を沈めたかったのか。

恋ならいつでもしていると万太郎。「どんな草花にも恋しちゅう。恋は明るうて浮き立つもんじゃき。けんど今は、どんどん黒いもんが湧いてくるがです。あの人に、ワシだけを見て欲しい」←健全な男子!by春子@あまちゃん

「どんなに柱に縛りつけれられても、心は言うことを聞かないものよ」
おゆうが恋した相手は名主の息子。身分違いの恋であり、結婚相手も決まっている相手。
諦めるべきだと思えば思うほど、心は反対のことを思ってしまう。
「自分から、鳥を見に行こうって誘っちまった」
心から願って、思いを遂げたよ、一度きり。←際どいセリフをまぁなんとナチュラルに!

つらくて村を捨てて東京へ。すぐに薬問屋に見そめられて、子どもも産んだ。
けれど「亭主が心変わりして、私は離縁された」と。←「男にすがって生きてほしくない」と言った、まつの言葉がよぎる。おゆうが男にすがって生きていると言いたいわけじゃないです。ただ、男の気持ち次第で、女の生き方は変わってしまう、変えられてしまうんだな。という時代背景を感じた次第です(あ、今もそうかもしれませんが!!

「いっそ、本当に父親を打ち明けちまおうかと思ったけど」←え、あ、なかなか踏み込んだセリフですね(嫌いじゃない!)

「巡り合ってしまったんですもんね」と、今度はえいが語り出す。上野の戦さの夜、血まみれでえいの家に逃げ込んできたのが隼人だった。隼人は、彰義隊の行列で見かけたことがあったお人。だから、介抱しながらも「この怪我が酷ければいいなと思ってました。死なない程度にね(てへぺろ)」ひどい怪我なら、もう戦さ場に戻らなくていい。

万さん、誰かを好きになってキレイなままでいようだなんて、ちゃんちゃらおかしいだよ。自分の丸ごと全部でその人のことを好きなんだからさ」
「槙野さんに好きなものが増えたって、研究が疎かになるわけじゃないでしょう。もっと力が出るんじゃないですか?」←好きなものが増えることは力が出ること。ええ言葉や!!
「こんなに草花がお好きなお人が、人間のことで悩んでるなんてすごい」ことだとはおりんさん←ほんにほんにwww

3人のお姉様方に勇気づけられた万太郎「行ってきます」ってどこへ?
火がついた万太郎はもう止まらないよ! 恋敵・高藤に「勝ちます!」宣言、からの、白、梅、堂!

店番をしていたのはまつから、寿恵子が夜まで戻らないと聞き菓子を全部買いする万太郎。←ちょっとーーー、竹雄が泣くじゃんか!!!!

万太郎は、寿恵子のために薔薇の絵を描いていた。1枚目は1輪、2枚目は2輪。
「あの歌の花です、とお伝えください」

かるやきを持って現れた文太を寿恵子の父と勘違いした万太郎は、まつと文太に改めて自己紹介を。「土佐から参りました槙野万太郎と申します」これ、何回聞いただろうね。何回聞いても、万太郎の自己紹介は気持ちがいい。お辞儀も言葉遣いも含めて、見習いたいよ!

寿恵子さんに申し入れたい義がございます。けんど今は、まだ言えんがです。

娘は17歳。良いご縁があればお待ちすることはできませんよとまつ。
わかっちょります。ワシは、ワシにできる一番の早さでお嬢さまを迎えに来たい。ほじゃき、ここへはしばらく参りません! やるべきことがあります。自分で決めた仕事ですき、それを放り出してしもうては、ワシは、ワシではのうなります。

それに一刻を争う仕事です。この国で植物学を始める、大事な仕事です。
ワシは全力で走ります。できるだけの早さでまっすぐ走って、お嬢さまを迎えに来ます。間に合わんかったら、ご縁がなかったもんときっぱり諦めます。←男気見せるじゃん、万太郎!!!

「釣りは結構」←さっき褒めたのなしなしなし!!! そういうとこマジで直してーー、竹雄が泣くからーーー!峰屋はおまんの財布じゃないからーーーー!!!

かるやきが博覧会のときから大好物だと言う万太郎に、まつは万太郎が何者か気づいた様子。
「貴方さま、もしかして、カエルの国のお殿様?」って、まぁ間違ってはないwww

笑顔で走る万太郎の行き先は「大畑印刷所」。来週は、ここが舞台かな?

いやはや、万太郎と寿恵子は夫婦になるとがわかっている物語で、ここまで結ばれるまでに時間をかけてくれるとは思いませんでした! ブラボーです!!
何がいいって、寿恵子を「万太郎の妻」という見方のみで描かず、ちゃんと寿恵子という人を描いていること。彼女の取り巻く環境もしっかり見せてくれているからこそ、寿恵子は彼女の意思で万太郎を選ぶんだろうなとわかる。万太郎に求められるままその気持ちを受け入れるわけではないし、生きるために結婚するわけでもない。
寿恵子が万太郎に惹かれる気持ちが、自分ごとのように伝わってくるのがいいです。

・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
西村寿恵子…浜辺美波(回想)
倉木えい…成海璃子
江口りん…安藤玉恵
阿部文太…池内万作
高藤雅修…伊礼彼方(回想)
宇佐美ゆう…山谷花純
西村まつ…牧瀬里穂
大畑義平…奥田瑛二
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん

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