第8週「シロツメクサ」38話
大学は植物学を目指す人らがおる。憧れた、夢のような場所じゃ。
けんどのう、寂しいがよ。
昨日の振り返りシーンではあるけど、「佐川で一人きりでおったときよりのう…」はカット。
少しだけ迷ったように「来たばかりじゃないですか」と竹雄。
目の前におんなじ志を持つ人らがおる。なのに、まともに話すこともできん。
それを聞いた竹雄、「綾様ーーー! 若が人並みなこと言うちょりますき」と外に向かって叫ぶよwww
それがなんです?(の後にたっぷりな間! ありがとうございます!)
今さら人と話せないからって、何を落ち込んでるんですか?(を土佐弁で)
大事な人を裏切ることと、草花の道を極めること。天秤にかけて、こちらに来たがじゃないですか。若は峰屋を捨てたがじゃないですか!
研究室のお人らはさぞご苦労されて、大学の門をくぐられたがでしょう。
けんどワシは、捨ててきたもんの重さなら、若は引けをとらんと思っちょります。
若は、覚悟を持ってここへおるがでしょう。
それやったら、相手がどうであろうと好きにしたらえい。←タキ風味!
どうせ若は、草花にも勝手に話しかけゆうじゃないですか。
うん…そうじゃの。本当にそうじゃの。
万太郎が描いた竹雄は、残念な仕上がりに←だろうね!
それを見た竹雄「若の目にはこう写ってるのか。嫌がらせか!」「はぁ?せっかく真面目に描いたのに、嫌がらせ!?」恒例のワチャワチャで、ひとまず万太郎の悩みは吹き飛んだかな?←あんたら本当、いい相棒だよ! あ、竹雄の寝顔サービスショットもあったよ!
翌朝、顔を洗ってお日さまを見上げる万太郎。
「その日から、万太郎は新たな気持ちで東京に向かい始めました」ということで、倉木に東京の地図を教えてくれとすがり付くの巻www
ワシに東京の地理を教えていただけませんろうか? もっと東京中を! 地図より先に倉木さんの目にお尋ねしとうて。←倉木さんの目にお尋ね!
緑の深い場所はどのあたりにありますろうか? 東京には山はありまろうか? 昔から変わらん場所は? 倉木さん、お願いです教えてください。倉木さんの、この足で! えい足じゃ!!
えい足じゃ〜、アハハ〜、子どもたちもすがりつくよ〜ん。(万太郎って子どもとの相性いいんだろうな。天才ってそういうもの?)
万太郎の靴は草履に。東京の植物を採集して回って、東京大学に到着。
「植物採集に行ってまいりました!」
いや〜、東京の植物を早う覚えとうて、まずはどんどん歩こうと思って。
東京にも山があるがですね。それと、今の東京ならではのところも!
東京ならではのところ?←あ、対応してくれているのは波多野くんです。藤丸はまだなんだこいつ感だしつつ聞き耳立ててるって感じw
西洋料理のオムレツ、知ってますか? 同じ卵料理でもふわふわしちゅう。秘密は牛の乳。
牛乳ですか!?
牛乳はすぐに腐るき、絞りたてを毎日店に運ばんといかんそうで。ほんじゃき、東京には…?
大名屋敷の跡があちこち牧場になってますね!←なにこのブラタモリみたいな会話はw(例え合っているか知らんけど)とりあえず、頭いい人同士の会話なのは確かだな!
「そうです! 実は今日雑司ヶ谷の牧場にもよって参りました」と、これが言いたいがためのオムレツからの導入!? 波多野くんも「はあ」みたいな顔してるやないの!!!
で、「どうぞ」と藤丸にシロツメクサを渡す万太郎。
シロツメクサ、言うがですか?←万太郎も知らないお花だったんだなぁ
昔、外国からの荷物に割物があるとき、この草がよく詰められていた。詰め物にするから?
シロツメクサ! 面白い和名ですのう!←クレバーな会話劇が続くよ。さすが東大!
「なんでこれを俺に?」←いい質問です!!
牛らがうまそうに食べていたからって、そりゃ藤丸も「俺は別に草は食いません」言うわw ←でもさ、昨日キミうさぎの餌食べようとしてたから辻褄は合ってるというかね、面白いな、ほんと。
「うさぎに」と言われて、どう反応していいか戸惑う藤丸に「喜ぶかもよ」って、波多野くんのフォローがずっと素敵です!←「かもよ」ってところがいいのよね。うさぎの気持ちはうさぎにしかわかりませんからね!
そこへ野宮がやってきて「君ら、3限はいいの?」と。慌てて出て行く藤丸と波多野くん。からの、藤丸振り返って「牧野さん、ありがとうございます」!!! 藤丸が笑ってくれたよーーー!
そんなやり取りを見ていた野宮、「来たばかりなのにもう打ち解けたんですか? これでひとまず安泰じゃないですか? 教授の役に立つうちは、ここにいられますから」ふ、不穏なお言葉ブッ込んできたーーー!
さて白梅堂では…。
みえがやってきた。「どう? 鹿鳴館行くでしょ?」
寿恵子がまつのお許しが出ないと伝えると「お寿恵の気持ちはどうなのよ」
これからは女の時代よ。女が自分の才覚でのし上がれる時代が来たの。私が必ず玉の輿に乗せてあげっかんね。←才覚でのし上がって玉の輿というのは矛盾を感じるけど、みえはみえなりに寿恵子の幸せを思っているんだろう。彼女はずっと、寿恵子の気持ちはどうなのか聞いてくれるので、そこが良い。
ただ知らない世界を見てみただけなのに、なんで男の人の話になるの?
それが女の幸せだからだよ。
なんで女の幸せが男の人にしかないの?
「あんたまさか17にもなって!?」「恋ぐらいしたことあんだろう」「ジジイじゃない!」「あんた、ジジイ好み?」みえの反応は、イチイチあかんけどオモロいわw
明後日の夜、上生菓子を50個。お寿恵に届けさせて欲しいのよ。←ほほう。
植物学教室では、野宮との会話の続き。
「ワシは教授の役に立つためにここにおるわけでは…」
「いいんですよ、本音は」←ギャン!!!
私だって植物のことは分かりませんから。
植物画を描かれているのに?
生活のためですよ。書けば給金をいただける。ですから、この画を誰かに見せていいのかもわからない。←昨日のよそ者発言は、本当に見せていいかわからなかったということか。悪意というか、自分を守るため? とはいえ、人間の弱さを感じるセリフだな。らんまんって本当、ゾワワとさせくるセリフも盛りだくさんで、嫌いじゃない、いやむしろ好物!!!!
描けゆうもんを描くいうても、簡単ではありませんろう(万太郎は、人物画は描けないものね)
あ、ワシが昨夜描いたもんですけど、と竹雄の絵を見せる万太郎。そして、見事に吹き出してしまう野宮さん(そこまで下手じゃないけどねw)
最低ですね、最低だ!!←え? 急に感情入るやーーん!w
ここへくるまで福井の中学校で図画教師をしてたんですが、生徒に人の絵を笑うなとあれほど!
「ワシが描けるがは植物だけですき」と、パラパラと帳面をめくる万太郎。竹雄以外は植物しか描かれていないから、当然、万太郎の植物画が野宮の目に入る。
野宮の目の色が変わり、そして万太郎に自分の書集を手渡した。「えいがですか?」
らんまんって、セリフなしでも感情の動きわかるよね?と進めるシーンが結構あって、そういう緩急も見ていて引き込まれちゃう要因なんだろう。
野宮の植物画は、万太郎のとは少し違う。陰影があるものも。
「陰影をつけるのは西洋画のやり方です。教授が好む植物画はコーネル大学のものですから」←何でもかんでもコーネル大学なんだよね、田邊教授。そこ、結構気になってる!!
私は教授に引き抜かられました。槙野さん、絵を笑ったお詫びに一つ。
この教室では、植物を愛することより、もっと大事なことがある。逆らってはいけませんよ。
と言われて、逆らわない万太郎じゃないよーーー!!!
植物を愛することよりも!? バッチリと大きなフラグが立ちましたな!!!!
Moreですか? More than ですか? 比較級ですか?
徳永助教授の嫌がらせがかわいく見える日が来ちゃいそうで恐ろしく怖いけど、楽しみ!!!!
・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
西村寿恵子…浜辺美波
井上竹雄…志尊 淳
倉木隼人…大東駿介
倉木えい…成海璃子
及川福治…池田鉄洋
笠崎みえ…宮澤エマ
波多野泰久…前原 滉
藤丸次郎…前原瑞樹
野宮朔太郎…亀田佳明
西村まつ…牧瀬里穂
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん
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