万太郎と寿恵子と見たことのない世界!「らんまん」 

らんまんタイトル ドラマ率直感想!

第7週「ボタン」31話

「西村の本宅から形見分け」「東京の屋敷を引き払って彦根に戻る」「お寿恵はあの人に本を読んでもらうのが好きだった」と、寿恵子の読本について話すまつ・みえ姉妹の会話からは妾臭がプンプン!!

「あんたはこれから、新しい世に出てくんだから!」と妹・みえが持ってきた話に、まさか田邊教授が絡んでくるとは思わなんだ。こういう思いもよらない展開って、楽しいなぁ。

みえが働く?嫁いだ?新橋の小料理屋は、新政府のお役人の御用達。そこに、田邊教授!?がやって来て面白いことを頼まれちゃったと話す妹・みえ。

薩摩さんのお屋敷跡に西洋風の御殿作ってるの知ってる?
鹿鳴館っていうの。「鹿が鳴く」って書くのよ。大事な客を迎えるって意味。
鹿鳴館は、外国の客を持てなすための御殿なんだよ。日本は損な条約を結ばされたでしょ。
鹿鳴館に外国の客を招いて、日本が外国と同等に変わったことを見せるための場所。
そこでよ。
鹿鳴館開館の暁には、音楽会や舞踏会が開かれる。男も女もみんなで踊る。
西洋じゃ、芸者じゃなくても男と踊るんですって。ンスっていうのよ。
つまりそれが文明開花ってことなの。←ほほう。

で、田邊教授に「ダンスを習っている人を紹介させてください」と妹・えみは頼まれたらしい。
それは、「あんたに新橋芸者に声をかけろってことじゃないの?」と姉・まつ。

「でも、寿恵だっていいじゃないの」
音に聞こえた柳橋芸者、吉也の娘じゃないの。お役人に華族さん方、吉也を覚えている人は大勢いいるのよ
←まつの人となりを伝えてくるセリフが粋。えみは口では姉のことを「うまくやってて腹立つ」なんて言ってるけど、尊敬する大好きなお姉ちゃんなんだろうというのも伝わってくる。

お寿恵があの吉也の娘だって言ったら今すぐ連れてこいって言われたわよ。
お寿恵には、長唄も踊りも仕込んじゃいない。玉の輿なんて結構。

「日本人がまだ知らない、見たことのない世界」に、寿恵子はおそらく興味ありげなんだけど、まつは気乗りしない様子で寿恵子を退席させます。
そういういの、石頭っていうのよ。せめてお寿恵に決めさせてよ。あの子は、華族さまに見そめられる。人生が変わるんだよ。←華族さま云々は置いといて、寿恵子に決めさせろというのには賛成だな。

変わったとして、どうせ妾だろう? いくらお武家さまに見そめられて、何不自由なく暮らしても。結局、お弔いにも出られなかった。寿恵を取り上げられずに済んで、手切金でこの店持たせて、奥方さまのなされようは本当にありがたいけど、やっぱり、妾なんてつまらないよ。←なにしか、朝ドラ「澪つくし」を思い出すなど!

部屋に戻ったお寿恵が「見たことない世界か」とつぶやく。すると次の場面で、万太郎ボンボンも「今日からのう、見たことのない世界に行くがじゃ」とウキウキの図ぅ。相変わらずシンクロのさせ方が気持ちいい。

米の火加減を見る係のはずなのに、万ちゃんはタンポポと子どもたちへのレクチャーに夢中! で、当然のように米を焦がしちゃったとさ←想定内!!

なんでタンポポっていうの? とケン坊。きゃわわ!!
古くはこう言われた、「ツヅミクサ」。構えて打つと「タン・ポポンッ!」と音がする。
昔の人は、蕾の形が鼓の形が似ていると思ったんだろう。

タンポポはツンツンした一つ一つ、全部が花。小さい花が集まって一つの塊になっちゅう。ツンツン一つ一つに、雄しべと雌しべがあって、タネを作って綿毛になって飛んでいくんじゃ。←万太郎の植物講義、何気に毎回楽しくてウキウキしちゃうのだ♪

そうだったの!? それじゃあこれ花がぎっしりしてるの?
花ぎっしり〜!←素朴な子役ちゃんは久しぶりな気がする。こういうももええですなぁ。

「今日は東京大学に行ってきます」と告げる万太郎に、丈之助吹き出すの巻〜。
ぶほほ、ちょ、本気だったのか? 万ちゃん、小学校中退だろう。大学は無理だって。←丈之助の存在、気になっていますw
行ってみなきゃわからない。それに、そのための準備が出来上がってきましたき。
出来上がったってなんよ?←いいないいな、丈之助。

出来上がったのは、洋装一式!
さすがボン! 火事ボンボンだよ←牛久亭先生のマネだよ

・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
西村寿恵子…浜辺美波
井上竹雄…志尊 淳
倉木隼人…大東駿介
倉木えい…成海璃子
笠崎みえ…宮澤エマ
阿部文太…池内万作
牛久亭九兵衛…住田 隆
堀井丈之助…山脇辰哉
宇佐美ゆう…山谷花純
及川小春…山本花帆
西村まつ…牧瀬里穂
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん

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