ヒロインの母が「女を舐めている考え方」とサラリと言うのがいい!「虎に翼」

虎に翼タイトル ドラマ率直感想!

第15回「女は三界に家なし?」(第3週)

法廷劇で扱った毒饅頭殺人事件は、学長が女生徒へのウケを意識して内容を改竄していた。
涼子様はそれを知っていたのだが、お饅頭を「どうしても作ってみたかったの」。
自分のことを「特別扱いなさらない皆さんと一緒に」と言う。

梅子、ヒャンちゃん、寅子はほっこり。よねは「帰る」と言う。www

「事件がめちゃくちゃなら、とことん考え抜いても寄り添っても意味がない。無駄な時間を過ごしただけ」とよねは言うが「それは違います」とはるがキリリ。

思っていることは口にしたほうがいい!

はる曰く「今日があったから、法廷劇に納得がいかないあなたたちが正しかったってわかったわけでしょう。お饅頭1個に様々な考えを巡らせることができたのも、先生方の無意識に私たち女を舐めている考え方も、お饅頭作りを楽しむことができたのも、今日があったからでしょう」

娘があなたたちと一緒に学ぶことができてよかったと思えました。
志を同じくする仲間を得られたんだなって思えた。
どうかこれからもみんなで一緒にいろんなことを考え抜いてちょうだい。

そんなはるの後ろで、花江は涙を流していた。

「え?」
花江さん!?
「あ、ごめんなさい。違うんです」

花江は言う。「一人ぼっちだなって。皆さんの話を聞いていると、あ、私はこの輪に入れないって思う。私は皆さんの言う、戦わない女側なんだなって。それがつらくて…」←う、う〜ん。

「トラちゃんも、もう私のこと親友だって思ってないもんね。皆さんに、私のこと兄の嫁って紹介していたし」←それはなんかイヤよね。
トラちゃんたちみたいに、優秀で強い人には私のつらさが、寂しさがわかりっこないのよ

「こんな奴にも寄り添えって言うのか」←よねwww。通常運転でよき!(ほら、すぐにキャラ変するのってあるあるじゃん?)

自分で好きで選んだことだろう。
この人は(梅子を指差して)家事や育児をしながら学んでいる。
この人は(シャンちゃん)国を離れて言葉の壁もある。
この人は(涼子様)常に周囲に行動を見られて自由もなく、いろんなものに縛られて生きている。

そいつ(寅子。ってか寅子だけそいつ呼びwww)はだれよりも熱心に授業を聞いているのに、月のものが重くて授業を休まないといけない。愛想振り撒いているからなんでも押しつけられる。

私から見れば、どいつもこいつも恵まれていて生ぬるい。けどな、これだけは言える。
つらくない人間なんていない。

「そんなことわかっています」←花江もなかなかやな
わかってないから甘えて泣いて、弱音を吐くんだ。ここにいるだれも弱音なんて吐かないだろう。

はて?
「みんなつらいなら、私はむしろ、弱音吐くべきだと思う」
弱音なんて吐いたところで何も解決しないだろう。←私はよね派よ。めっちゃわかる!
「うん、しない。でも、受け入れることはできるでしょう」

寅子は、何もできなくても「せめて弱音を吐く自分を、その人を、そのまま受け入れられる弁護士に、居場所になりたいの」

寅子の言っておることはいわゆるキレイごとだな。ぶっちゃけ、私はよね派。←何回言うねんw
もちろん、弱音を吐くことがダメなんじゃないけれど。そこから、弱音吐き大会が開催される←こういうのは苦手やぁ。ま、でもこれが朝ドラやな。

涼子様、梅子さん、シャンちゃんが弱音をぶっちゃけたところで寅子、ではなく花江が口を開く。「私はお母様が褒めてくれるのがいや」←花江が気持ちを吐き出せてよかった!
味付けもいっつも砂糖を足してしまうと伝えると、兄貴登場!
「お母さんの味付けは甘めだよな。丸亀の味。わかる、俺にはわかるよ」何が?w

大好きな息子を撮られたみたいで寂しんだろ←どんだけ!?
「違うでしょ、それは」←直道にようやくツッコんでくれたわwww

でもごめん。俺は花江ちゃんの味方。花江ちゃんが一番。
だから、この家出ようかな。
←なんと!

けど、あれだね。
思っていることは口に出していかないとね。そのほうがいい!

なんでお前が話をまとめてんだ、の顔の寅子。www

そしてなんだかんだとお茶にしましょうと和やかな雰囲気になっていることに、あっけに取られているよねを写すのがまたいい。よね、こんな家族、見たことないだろうしね。

そして時間がワープ!!!!
昭和十年、春。

寅子たちは女子部を卒業しました。しかも五人だけ!?!?
なんとまぁ。
「みんなで弁護士になりましょうね」
「当たり前だ」←あぁ、悲しいフラグっぽいなぁ。

これから三年間、寅子たちは男子学生たちと共に学ぶことになります。

・キャスト・
作…吉田恵里香
猪爪寅子…伊藤沙莉
猪爪はる…石田ゆり子
猪爪直言…岡部たかし
佐田優三…仲野太賀
米谷花江…森田望智
猪爪直道…上川周作
猪爪直明…永瀬矢紘
山田よね…土居志央梨
桜川涼子…桜井ユキ
大庭梅子…平岩 紙
崔 香淑…ハ・ヨンス
久保田聡子…小林涼子
中山千春…安藤輪子
桂場等一郎…松山ケンイチ
穂高重親…小林 薫

語り…尾野真千子
主題歌…「さよーならまたいつか!」米津玄師

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