第10回「女三人よればかしましい?」(第2週)
「裁判官が目の前の事実から何を感じ、どう判断をくだすのか。裁判官の自由なる心証に希望を託すしか、ないのではないでしょうか」
「主文。被告は原告に対し、別紙、目録に記載の物品を引き渡すべし」
あ〜〜あ〜〜あ〜〜! 雄叫びをあげる左シソンヌ。←負けたみたいじゃねーかw
小さな積み重ねが世の中を変える。リアルでもそうであれ!
裁判官は穂高が連れてきた寅子たちが名律大学の学生だと聞くと、特別に判決の趣旨を述べると言う。
民法は、夫をして妻の財産を管理させるのは、夫婦共同生活の平和を維持すると共に、妻の財産の保護を目的とするものであることは疑い入れぬことである。だが、本件のように夫婦生活が破綻した事情において、妻が形見の品かつ日常生活に必要な品々を返却などを請求することに対し、夫がそれを拒絶することは、法に記載されている法の濫用と言わねばならず、夫としての管理ばかり主張するのは、あきらかに妻を苦しめる目的を持ってのことに他ならない。
法の濫用。
人間の権利は、法で定められているが、それを乱用、悪用することがあってはならない。新しい視点に立った、見事な判決だったね
「こういった小さな積み重ねが、ゆくゆくは世の中を変えていくんじゃないのかね」←いや変わらねーよ、と思ってはいかんのよね。声を上げるのをやめたら、そこでおしまいだ。
「甘過ぎます。あの男は、彼女への非道な仕打ちの償いをすることもない。何も反省しない。きっと彼女にしてきたこと、きっと他の女に繰り返す」
「ああいう男にはきっと天罰が下るわよ」←天罰くだらないんだよね、実際マジで…
本来法律は、力を持たない私たちが、ああいうクズをぶん殴ることができる唯一の武器。そうであるはずなのに…
「ううん。法とは規則なのか武器なのか、これもまた正解はなし。それじゃあ私は知り合いとの待ち合わせがあるので」
え? この状況で?←逃げましたな穂高w
寅子たちが帰ろうとすると、例のDV夫が峰子さんに「俺は絶対お前と離婚はしないからな。一生離さない(キモっ!)お前だけ幸せになるんて絶対許さない!」←しつけwww
「お願い、もう私に関わらないでください」←それな!
なんだと!
「ちょっと待ったーーー!!!」」←ねるとんか(違)
警備員を呼ぶと一目散に逃げていうDV夫。幼稚すぎてもう、、、
峰子は寅子に礼を伝える。「ありがとう。心強かった、とっても」
取り返した形見の着物があるだけで、祖母と母に守られているようだと峰子は言う。
「私、最後まで戦いますから」
よねは「殴らせればよかったのに」と言う。
は?
「あそこで殴らせれば、私たちが証人になれる。暴行罪で逮捕できた」
「そんな、わざと暴力を震わせるだなんて」
寅子は言う「よねさん。さっき、法は悪い人を殴る武器だと言ったけど、私はね、法は弱い人を守るもの。盾とか、傘とか、温かい毛布とか、そういうものだと思う」
「分かり合えないな、やっぱりお前とは」
「そうね、合わないお相手と無理にご一緒しなくても…」
はて? それは違うでしょ?
はあ?
私たちは名律大学女子部の学生でしょ。女のくせに、一個の人格者として認められていない女のくせに法律を学んでいる。
地獄の道を行く同志よ。共に学び、共に戦うの。
だから私、よねさんのこともっと知りたい。←ほう。
「嫌いな奴のことを知る時間なんて無駄だろう」
え? 私よねさんのこと割と好きよ
…よね、デレるのか!?
勉強熱心だし、ハッキリ物事を言うところは私に似ているし。←に、似てるか?(爆)
何より、知らない誰かのために涙するあなたは、とっても素敵!
で、デレるのか!?
「アホか!」←よねちゃん、最後までツンでいてくれよなw
さて、場面は変わって猪爪家。
台所に立つ花江が、同じく台所に立つはるに煮物の味付けを確認している。
「うん、悪くない。でもね、もうちょっとお砂糖入れて」
「はい」←花江がムムム顔になってるーーーー!
そして帰宅した寅子は母と花江にある宣言をする。
「お母さん、花江、もしこの先結婚に絶望しても、絶対私が助けてあげる。私、盾なの。盾みたいな弁護士になるの」←調子出てきたな!
「俺は助けてくれないのか〜」って直言が叫んでいたけど、あんたは助けてくれる人がたくさんいるわよ、男だからね!!
そしてよねは、上野のとあるカフェーに入っていく。
寅子はまだわかっていませんでした。
自分がいかに、恵まれた場所で生まれ育ったのか。
よねはカフェーで黒服として働いていた。
涼子は昼から酒に酔った母親に、少し日に焼けたのではないかと言われていた。
「ご自分の値打ちを下げてはダメよ」
「はい、お母様」
次週もまた、盛りだくさんそうで何より!!!!
・キャスト・
作…吉田恵里香
猪爪寅子…伊藤沙莉
猪爪はる…石田ゆり子
猪爪直言…岡部たかし
佐田優三…仲野太賀
米谷花江…森田望智
猪爪直道…上川周作
猪爪直明…永瀬矢紘
山田よね…土居志央梨
桜川涼子…桜井ユキ
大庭梅子…平岩 紙
崔 香淑…ハ・ヨンス
久保田聡子…小林涼子
中山千春…安藤輪子
桂場等一郎…松山ケンイチ
穂高重親…小林 薫
他
語り…尾野真千子
主題歌…「さよーならまたいつか!」米津玄師
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