第2回「女賢しくて牛売り損なう?」(第1週)
第2回は、「結婚相手とはさまざまな話題を共に語り合える、そんな関係になりたい」との発言を秒でくつがえしたあっちゃんカッコいい!の中の人との見合い場面の振り返りからスタートですよ!
“語り合える”のワードに応えるように寅子は「婦人の社会進出についてどう思われますか?」と藤森に質問。「当然日本も婦人が活躍する社会になるべきだね」としてクーリエの話を持ち出して寅子の知らん話で説き伏せようと思ったか知らんが、「日本でいうエアガールのことですね?」と寅子が食らいつくとは思わなかったか。思わないよねそりゃ(苦笑)
女性の社会進出に云々について自分の考えを語り出す寅子。止まらないw
すると声をあげて寅子の話を遮る藤森。
「君、まさか私に講釈を垂れてるとか? 分をわきまえなさい。女のくせに生意気な」女のくせに。女のくせに。女のくせに。
つい最近までよく言われていた男にとっての便利な言葉よね。ほんまにねぇ。
「お言葉ですが、先程はさまざまな話題を語り合いたいと」
「また口答えですか? ちょっと失礼」ってトイレにでも行ったんか? 逃げか?
はて?
女が何か言うたびにこんな風に抑圧されてきた。当たり前のように。
そして当然のように藤森から見合いを断ってくる。生意気かよ!
「え? 何で?」と寅子は驚くが(驚くんかーい!)「当たり前です」とはる。
「見合い相手にくだらない蘊蓄をひけらかして」
「トラ、お前また最初から破談に持ち込むつもりだったんだろ。俺にはわぁ、かぁ、るっ!」←兄貴、クセ強ッ! 好きだけどっ
女学校を出る前までには寅子の嫁ぎ先を必ず見つけると母は言う。
「別に私頼んでないのに」
「だから思ったことをすぐに口にするんじゃありません」
「…はい」
猪爪家では兄・直道の結婚の準備のために大忙しい。
ちなみに、直道の結婚相手はなんと花江ちゃーーーーん! いいのか直道で。←コラコラ
その夜は、猪爪家と花江のご両親とで晩餐会。
お呼びした仲人を前に「寅子の父も花江の父も、さも自分が頑張った口ぶりですが、すべて段取りをしたのは寅子の母と、花江の母です」
なのにこの通り「スンッ」
スンッ?
「急に無口になって、急に控えめでなんかお父さんたちの邪魔にならないようにしちゃってさ」
私あの顔苦手だわ。←わかる、なんかわかるぞ寅子!
寅子のそんな話に耳を傾けるのは、下宿人の佐田優三。彼は早くに両親を亡くし、父の意思をついで大学で法学を学んでいた。けれど、今でいう司法試験に落ちて浪人状態。
「昼は直言との銀行で働き、夜は夜学に通う生活を続けています」←彼は寅子と同業になるか、サポート役となるか。寅子との掛け合いがいい感じなのよん。
そんなある日、はるの親戚に不幸があり故郷の香川に里帰りすることに。香川! 梅吉!!(混ぜるな前朝ドラと)
母不在により家のことを任された寅子は花江も巻き込んで家事をこなす。
「助っ人を頼んじゃ鍛錬にならないんじゃない?」
「おねえさんの予行演習にもなると思いまして」
寅子と花江、いいコンビだ^^
寅子も花江の結婚観のほうが普通であることはわかっていた。
でも、幸せが結婚の先にあるものではない気がしてしまうのはなんでだろう
「女は男みたいに好き勝手にゃいかないからね」
そんな会話をしているとひょっこりはんの優三「あのぅ、僕のお弁当って…」←寅子、すっかり忘れていたの巻。で、寅子は優三が通う大学まで弁当をと届けに行く。
そんな寅子の耳に、教室から「婚姻関係にある女性は無能力者、であるからです」との声が聞こえる。
女性は無能力者? は?←声でかいでかい!
圧の強いマツケンが出てきちゃったよ! 優三が一緒に立ち去らせようとしたそのとき「待ちなさい」の声。今度は小林 薫が引き止める。なんつーか、演者が濃いwww
寅子は薫を「偉い感じの人だ」と認識し「それで偉い感じの人に怒られるやつだ」と覚悟したのだが、穂高は「言いたいことがあれば言えばいいたまえ」とニコニコ。
(小林薫とオノマチって、それはもうカーネーション!)
はて? はて? はて? はて? はてはて? はて? はてはて? はてはて?のBGMで、つづく!
・キャスト・
作…吉田恵里香
猪爪寅子…伊藤沙莉
猪爪はる…石田ゆり子
猪爪直言…岡部たかし
佐田優三…仲野太賀
米谷花江…森田望智
猪爪直道…上川周作
桂場等一郎…松山ケンイチ
穂高重親…小林 薫
他
語り…尾野真千子
主題歌…「さよーならまたいつか!」米津玄師
コメント