第4週「ササユリ」18話
綾が向かった先はやはり幸吉が住む村だった。
綾の視線の先に、畑を耕す幸吉の姿! 思わず笑みが溢れる綾。
そして、幸吉の汗を拭う女性が現る!!! スローモーション演出がツラいぜーーーーーーー!!!
綾は咄嗟に来た道を引き返し、すっ転ぶ。
「何やりようがじゃろう…」転んだまま視線を上げると、ピンクの百合に似た花を見つける。
思わず近づく綾。
「キレイじゃ。百合じゃろうか。ほんのり染まっている。うまい酒を飲んだときみたい」
綾は立ち上がり、歩き出す。ピンク色の花を見てうまい酒を飲んだときみたいと例える綾は、本当に酒が好きなんだねぇ。
綾を探していた万太郎と竹雄は、橋で幼なじみの寛ちゃんに会い、峠超えで綾を見かけたと教えてもらいます。万太郎は綾が演説会に向かったと思い、急いでGO!
(綾はいないぜよ…と思ったら、いたーーーーー! ま、そりゃそうよね汗)
そのころ高知では、自由民権運動が盛り上がっていた。運動は若者を中心に加熱していった。
演説会の会場に着いた万太郎と竹雄。そこは「自由のためならば!」と熱気ムンムン。
「声明社」のリーダー・早川逸馬が声を張り上げる。「人民の声が国を動かそうとしている。我らは金銀よりも尊い、自由という権利を持っている。自由という権利は命よりも重い。自由がなければ生きていてもしょうがない」
「我らはこれ以上、役立たずの雑草とバカにされ、卑しき民草と踏み躙られてはいかん!」
「それは違う!」思わず口走る万太郎w
会場は静まり、万太郎は壇上にあげられる。そりゃそうなるわいーーーーーw
そして、呆れ顔の綾と竹雄がいい!
「早川逸馬や」「槙野万太郎です」テヘペロでやり過ごそうとする万ちゃん。
「槙野、何が違うか言うてみ」
「い、いやいや。…失礼します」スッと降りようとすな!!!!
「槙野はワシの演説を遮り、違うと声を上げた。その訳を聞かせてくれ」
「やべえ、どうする?」の顔が見事に一致する万太郎と、綾と竹雄。この3人、本当いいなw
「雑草が役立たずと言ったのを違うと言っただけ」
「昔から人は草に例えられている。無知蒙昧の卑しき民草と」
「違う。そんなこと最初に言うた奴こそ、無知蒙昧。名もなき草はない。毒があるか薬があるか、その草の力を知らんだけじゃ」
「草の力?」
「同じ草はない。一人一人みんな違う、生きる力を持っちゅう! 葉の形、花の色、そしてどこに生きるか!」
「天賦人権!!(あ、合致したw)誰もが天から権利を与えられている!!!」
「そして根を張って生きるがじゃ! 根を強く張って!!」
「生存の権利!!!!」(また合致したw)
「根っこ同士繋がって生きる力を蓄える。そう、元気一杯、芽吹くために!!!」
「同志の団結!!!!!」(面白すぎるw)
時が来たら
それはいつじゃ
今じゃ!!!!!!
めっちゃリンクして盛り上がるじゃんwwww
最高だったよ!!!!
「我らは自由という地面に根を張る、逞しい草じゃ。繋がりおうて芽吹く草じゃ! 牧野万太郎が教えてくれた。我らは新たな弁士を迎えたー」って、万太郎、弁士になっちゃったよw
演説会が終わって、綾は万太郎と竹雄と合流。3人で話していると楠野が「知り合いなの?」と聞いてくる。万太郎と綾は同時に「姉です」「弟です」と。
「仲のいい姉弟やの」うん、本当はいとこ? そんなの関係ねぇ、2人は姉弟だってね!!!
「演説良かったでーー」と楠野が万太郎を褒めていると、逸馬現る!!
「ワシの仲間に入らんか。仲間になれば大きな力になる」
「ワシも聞きたいことがある。自由、というのは何じゃ。だれにでも自由に生きる権利があるのなら、どんな生まれの者でも、当主でもおなごでも、望んだ道を好きに生きられるがじゃろうか」
「この先どうすればいいか、知りたいならワシのところに来い!」
そう言って歩きだす逸馬。
「竹雄、姉ちゃんを頼む」
万太郎は逸馬について行き、竹雄と綾は先に宿へ。
別、行、動!!
明日、万太郎は新たな出会いがあるのだろう。竹雄は綾に思いを告げる…? どうかなーーーー。
・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
竹雄…志尊 淳
槙野 綾…佐久間由衣
幸吉…笠松 将
早川逸馬…宮野真守
楠野喜江…島崎和歌子
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん
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