幸せな時間が短過ぎる気がして切ねえ!「ブギウギ」

ブギウギタイトル ドラマ率直感想!

第13週「今がいっちゃん幸せや」61・62話

咳き込んで血を吐いた愛助。
「大丈夫です。なんもない」
「血吐いてんのに、なんもないことないやろ」
愛助は前にも一度あったと言う。医者を呼ぶというスズ子を引き留め「少し横になったら落ち着く思う」とか言っちゃう。病気を認めたくないようなそんな表情の愛助に泣けてしまった。
「あかん!」
もう、なんで大丈夫なんて言うんや愛助! スズ子が大人でよかったわ!!!

それがなんや?のセリフにツヤを思い出す

愛助を診た医者は「結核だと思います」と。
風邪を拗らせているだけでは?とスズ子は言うが「風邪やない。先生が仰る通り、僕、結核なんです。しばらく具合よかったし、治ったんかと思ってたのに…」悔しいんやろな愛助。

「滋養をつけて当分安静にしてください」医者はそれだけ言うと退出してしまう。
「ちょっと、そんだけですか? もっと他に薬とか入院させるとか」
医者曰く、結核には特効薬がない。手の施しようがないと説明する。
「ほいでも、ここに寝かせておくよりマシや」入院させて欲しいとスズ子は頭を下げる。
スズ子が大人でよかったわ!

入院した愛助とそばにいるスズ子。愛助はスズ子に帰って休んでと言う。
「医者に言われませんでした? 無闇に近づいたらあかんって」
「それがなんや? 関係あらへん。こっちからへばりついたるわ」
なんしか、セリフは違うんだけどツヤを思い出したよねぇ。

数日後、坂口がやってくる。「なんで早う連絡せなんだ?」とお怒り気味。
そんな坂口は、関西の療養所に転院させようとするがボンが断固拒否。
「いやや。療養所には行かへん」
「結核は厳しい病気だす。今しっかり治しとかんと死にまっせ」←、ふ、フラグか!?

坂口は、愛助に寄り添って看病するスズ子の姿を見て「いつからああやって看病しとる?」と小夜に聞く。「あんなにひっついて。福来さんも、結核いう病気がどういう病気か知ってるはずやな」「知ってたって、離れないんだもん。しゃあんべえ」

夜、そばにスズ子がいてくれることに愛助は「まだ夢の中です」と。
寝ても覚めても、ずーっとスズ子さんがそばにおって。僕、幸せや
「ワテもや」

「せやけど、ほんま夢みたいや」←わかる、わかるよ! 推しがそばで看病してくれているとか思ったら、夢以外ないものw
そんないい雰囲気の2人にも、空襲警報は待ったなし。
愛助は「足手まといになる」と逃げるのを諦めると「ほんなら、ワテもここにおる。へばりつく言うたやろ」

愛助はここで心を決めたのだろう。起き上がり「スズ子さん、僕の病気がようなったら結婚してださい」とスズ子に伝える。
「あきませんか?」「ええよ。きっと結婚しよう」
唇ではなく、額を寄せ合う2人に幸あれだよ!

翌朝、坂口は「三鷹に家を借りました」と。
「そこで療養しまひょ。福来さん、あんたも一緒だす」って坂口はん、落ちましたわ。意外と早かったなwww

あんたがどういう人間かようわかった。あんたにやったらボンを任せられます。
福来さん。今までの無礼、お許しください。
←ここまで言うとは!

ということで、チズさんたちとはお別れ。小夜もスズ子たちの家の近くで下宿すると言う。
小村夫婦、これでお別れかしら。戦争、乗り切って欲しいけど…!

大阪の村山トミにもボンの結核再発が知らされる。
坂口は「専属の世話係をつけました」と報告。
「そんなん引き受ける物好きおるか?」
おりましたって、村山のトミなら見抜いてしまいそうな嘘やけど、ま、えっか。

坂口がスズ子の力になりたいまで言うたで!

62話のスズ子は、プライベートでは愛助の看病。そのおかげで、愛助の症状は日に日によくなっていく。そのことに感謝する愛助だが「あの人とおったら、なんも怖ない。ただこれ以上、あの人を舞台から遠ざけてええんやろか」

愛助は「歌って踊るんがスズ子さんの幸せやろ」と伝える。
このままスズ子さんから歌を取り上げたない。楽団に戻って欲しい。

ちなみにこのころの羽鳥んは、中国の音楽家・黎錦光(レイ キンコウ)と新たな音楽を模索していた。ちょいちょい挟まれる羽鳥ん情報。これが後に活きてくるんかなぁ。
上海で無礼を働く日本人を見て恥ずかしいと伝える羽鳥んに、黎は「日本人もいろいろ。中国人もいろいろです」と。

開店休業中のスズ子のために動いたのは坂口。村山トミに直談判。
ワシは福来スズ子はみやげたもんやと思います。病気も恐れずに連日連夜の看病。それでいて、偉ぶることもなく、ボンのこと真っ直ぐ思い続けて。ボンが惚れるのもわかりますわ。ワシもボンと同じ思いです。福来スズ子の力になりたい!←坂口完落ちですわw

坂口の直談判のおかげで、山下がスズ子のマネージャーを勤めることを許された!
「山下をマネージャーに付けるのは、福来さんがボンの世話係をしてくれたことに対する恩返し。交際を認めたわけやない」とトミも釘を刺すのを忘れない。

こうしてスズ子は、楽団の活動を続けることになりました、とさ!

・キャスト・
作…足立紳 櫻井剛
福来スズ子…趣里
村山愛助…水上恒司
小村チズ…ふせえり
一井…陰山 泰
坂口…黒田 有
小林小夜…富田望生
小村吾郎…隈本晃俊
村山トミ…小雪
羽鳥善一…草彅 剛

語り…高瀬耕造アナウンサー
主題歌…「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里

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