梅吉との別れと新たな旅立ち!「ブギウギ」

ブギウギタイトル ドラマ率直感想!

第10週「大空の弟」50話

福来スズ子と茨田りつ子の合同コンサートは、大盛況のうちに幕を閉じました。

伴奏の「大空の弟」の存在感がいい塩梅なのよ!

コンサートが終わり、おでん屋に寄っていた梅吉。
スズ子もそこに加わる(小夜は空気を読んで辞退)

「六郎の歌、あれええな」
せやろ。
「涙止まらんやった。お前の歌聴いてたら、正直なってまう。誤魔化されへん」
六郎は死んだんやな。
「うん」
ここ、ずっと「大空の弟」が伴奏で流れているのよ。たまらんわ!

スズ子、ワシ決めたで。やっぱり香川行くわ。うん、やっぱり行く。
「なんで?」

お前とおったら、いつまでも甘えてまう。情けないお父ちゃんのまんまや

それでええうよ
あかんねん

「お前の歌きいていろいろ思い出したんや」と梅吉。
花湯でのアレやコレや。六郎やツヤのこと。「しっかりしい、情けない!」と、どやされたんだと。

せやから、今度こそ頑張りたいんねん。
お前が歌うてくれてたら、ワシは寂しない。どこにおってもな。

ワテは寂しい。
飲兵衛で働きもせんと情けのうて、だらしのうて、なんの役にも立たへんお父ちゃんでも、おらんようになったら寂しい。なんでやろ。

決まっとるやろ、親子やからや。
そやな。親子やねんから、ワテもお父ちゃんのわがまま聞いたらなあかんな

ワシはお前が娘でホンマよかった。
ワテもや。お父ちゃんがお父ちゃんでホンマによかった。

「よかったよかったな」と父娘。もちろん「よかった」と伝蔵も泣く。www

六郎との約束と梅吉の旅立ち

「たまにはミミズをあげてください。お日いさんに当てたってください」
アホな手紙だったけど、六郎の願いの一つを叶えるスズ子。(きっと死にたくない、みんなに会いたい、亀に会いたい。それこそが叶えたい願いだっただろうね、六ちゃん
そして、昭和16年の年の瀬、香川に旅立って行った梅吉。
カメも一緒に「ほなな」

コロンコロンレコードには、発売中止になったレコードの山。
「締め付けはいつまで続くなどうね」と佐原。
りつ子は「東京じゃもう歌えそうもないわね」と。
スズ子たちとその楽団も「この様子じゃ、東京で講演を打つのも絶望的だろうね」と話していた。

「いやそうとも限らない」とええ声の五木ひろき。
「馴染みの劇場支配人から、福来スズ子で講演を打ちたいと提案があるんだ」←この人、マネージャーとして出来るのか胡散臭いのか、判断つかんなw

「せやけどこれ、秋田って書いてあるけど」

秋田? 東京じゃないの?
「東京で公演が打てるわけないだろう。こちとら羽鳥善一じゃないんだから」ってやっぱり羽鳥んはすげえ人なんだな。

秋田じゃ旅費がかさんで元が取れないとの意見も出たが、「ええやないですか。そうや、東京があかんのやったら、日本中、どこへでも行ったらええ。ワテらの音楽を聴きたいいう人がいるなら、どこへでも行きましょう!」そうだ京都へ行こうですよね(違)

一→わかったよ
三→いっちょやるか
二→仕方ないですね
四→望むところです
「やったるで〜!」はいいんですけど、三と二の順番よ、そこは一二三四でしょーがーーー!

そして羽鳥んに報告。←この2人、ほんまええ距離の師弟関係よね。
「どこで歌うかやなんでどうでもよろしいです。とにかく今は、歌いたい」

逞しくなったね
先生のおかげです

羽鳥んは選別と称して「アイレ可愛いや」の楽譜をスズ子へ。
アイレは「南洋の村娘さ。南洋の娘が歌の中で何をしようが、日本の警察には難癖のつけようがない。要するに君は、この歌をどこでも好きに歌えるってわけさ」

福来くん、歌い続けるんだ。
はい。ありがとうございます。

そしてこの「アイレ可愛や」は福来スズ子の新たな代表曲となるんです。だってよ!

・キャスト・
作…足立紳 櫻井剛
福来スズ子…趣里
小村チズ…ふせえり
伝蔵…坂田 聡
一井…陰山 泰
五木ひろき…村上新悟
二村…えなりかずき
小林小夜…富田望生
三谷…国木田かっぱ
四条…伊藤えん魔
羽鳥善一…草彅 剛
茨田りつ子…菊地凛子
羽鳥麻里…市川実和子
花田梅吉…柳葉敏郎

語り…高瀬耕造アナウンサー
主題歌…「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里

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