大和みたいになりたいスズ子は東京へ行く!言葉にしない愛がそこにある。「ブギウギ」

ブギウギタイトル ドラマ率直感想!

第5週「ほんまの家族や」25話

おそらく、ブギウギ初のアバンなしスタート!

大和の訃報を告げる林部長。
「昨日の夜遅く、大和が病院で亡くなったそうだ。赤ん坊産んでそれが悪化して…」

後日開かれた大和礼子お別れの会。「急過ぎて、涙も間に合わへんわ」と和希がポツリ。
股野は、出産は医者から危ないと言われていたと口を開く。
「けど、どうしても子ども欲しかったみたいで。もっと、もっともっと生きてたかったやろな」
「きっと、歌と踊りの天才になるわ」赤子に添える、橘はんの手の美しいこと!!!

そこに大和の母親だという女性が現れる。
その瞬間、スッと後ろに下がる橘ん、惚れてまうやろーーーーー!!

股野が母親と対峙するその後ろで、橘とスズ子、和希が頭を下げる。
「礼子がお世話になりました」
「こちらこそ、結婚のことから何からお知らせすることが出来ずに…」って、どんだけ拗れてたんや、大和はんのご家族…。

「礼子によく似てる」話が通じそうな母親と違って、父親はあかんかった。
「こんなところに来なければ、礼子は生きていた。私が見ていれば、絶対に礼子を死なせなかった。そんな体で、子どもなど産ませなかった」そう叫ぶ血の繋がった父親の背後に、梅丸の父・大熊シャッチョーが映る。←こういう演出がニクいですよね。「愛」とは何か。親の意思で与えて遮って、箱の中で大切に大切に育てることだけが愛じゃない。相手を信じることでしか生まれない愛がある。

「待ってください!」スズ子はヒロインよろしく大和の父親を呼び止める。
あの、お会いできてよかったです。うまいこと言えまへんけど、大和さん、お二人に育てられたんやなって。←呼び止めてまで言うセリフとしては想定外なんだよな。大和からもう少し両親の話を聞けたら、スッと入ってきたセリフなのかな。

そして、スズ子に寄り添う橘はん。あかん、惚れるって!!!

身勝手でズルくても、そこには大きな愛がある!

お別れ式に参列したツヤと梅吉。
「堪らんやろな親御さんは。縁切ったままこんなことになってもうて。ワシの親もあんな心境やったかもしれへんな」
「ワテ、あの子が帰ってこうへんような気して」と語り出すツヤ。
ワテな、香川に帰らへんようになったの、あの子、自分だけの子にしたい思たんや。キヌには毎年会うたええ言うたけど、せやけど、どんどんあの子がかわいなってもうて。もう、ワテの子や、ワテだけのもんやって。

ワテはそういう人間や、身勝手で、ズルい人間や
だけど「何があっても、スズ子にどんだけ嫌われたとしても、あの子を手放しとうないんや」←それは、大和の父親と同じような愛し方。ツヤのような人でも陥ってしまう愛ってことでせうか。

それそ聞いてまず「それやったら大丈夫や思うで」と言ってくれる梅吉。
あいつは、何があってもツヤちゃんを嫌いにはならへん。なんやわからんけどな、ワシらスズ子の縁が切れてまうようなことは絶対にないような気がすんねん。
それにな、身勝手でズルいんはワシかて同じや。ツヤちゃんが香川に帰らんことをええことに、な〜んも知らんフリ、しとった。

アイツは、どんだけ反対しても、絶対行きよるで、東京。
そう育てたんは、ツヤちゃんや(泣くーーーー!)

なんでも自分で考えて、生きていけるように育てる言うてたがな。
その通りに育ってるわ
(号泣!)

帰ってきたスズ子に「おかえりなさい」を言ってくれたゴンベエはん。親以外の大人が身近にいるって、ほんまにええことなんやろなぁ。

スズ子は改めて、家族の前で東京行きの話をする。
「ワテ、やっぱり東京行きたい」
ワテ、大和さんみたいになりたいんです。あんな風に、お客さんを釘付けにするスターになりたいんです。あんな風に、お客さんを励まして、お客さんに励まされながら、もっともっと、今よりももっと、歌って踊ることが楽しゅうなりたいんです。

「せやから、東京に行かせてください」と頭を下げる。そしてツヤは、吹っ切れた様子で「行ってきなはれ」と笑顔で伝える。

東京で、思いっきり歌って踊ってきなはれ!
お母ちゃん、ありがとう、ございます。

せやけど、ツラなったらすぐ戻ってくるんやで。我慢したらあかん。すぐ帰れる場所があるいうことを、忘れたらあかん。

「当たり前やん、ワテ、こう見えて、意外と根性ないねんで」
「根性ないんはワシに似たんや」と梅吉。
「ワイも根性ないで」←六郎癒しwww
家族みんなでハグして泣き笑い。そしてそっと見守るゴンベイさんのカット! くぅぅ。

後日「秋山美月・福来スズ子退団公演」が催された。←後輩の名前が先!? いやきっと、アイウエオ順なんよね?

「今までほんまにありがとうございました。ここでの日々は、ワテの宝物です」
「ウチも、途中で拾ってもろて、居場所をもろて、ほんまに感謝してます」

強く、逞しく、泥臭く、そして、艶やかに〜!!
演目は「桜乙女」
観客には、股野&ベビちゃんもおる。

もうね、観客のツヤと同じような心境で(要は母目線!)ボロボロ泣いちゃいましたよ。
スズ子ーー、よくやったでーーー!! 東京でも頑張りーーー!

こうしてスズ子は、梅丸歌劇団を卒業。新天地東京では、何が待ち受けているのでしょうか。
つよぽんが待ち受けてるな!!

・キャスト・
作…足立紳 櫻井剛
福来スズ子…趣里
林 嶽男…橋本じゅん
橘 あおい…翼 和希
松永大星…新納慎也
辛島一平…安井順平
易者…やなぎ武
アホのおっちゃん…岡部たかし
ゴンベイ…宇野翔平
熱々先生…妹尾和夫
アサ…楠見 薫
リリー白川…清水くるみ
秋山美月…伊原六花
桜庭和希…片山友希
股野義夫…森永悠希
タイ子…藤間爽子
花田六郎…黒崎煌代
大和礼子…蒼井 優(写真)
大熊熊五郎…升 毅
花田ツヤ…水川あさみ
花田梅吉…柳葉敏郎

語り…高瀬耕造アナウンサー
主題歌…「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里

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