第5週「ほんまの家族や」21話
「あんたは、ほんまはここの家の子じゃけん。菊三郎さんの子じゃけん」
先週のシリアス展開を引きずってスタートだよ！
いろいろと話してくれるタカとキヌ
タカは、先ほどお尚香していたときにのぞいていた女の人が、キヌだと教えてくれる。
「あんたを産んだ人や」
今は隣村の西野さんという百姓の家に嫁いでいる。菊三郎の法事だけは顔出させてもらっているが、白壁はキヌをよく思っていない。←身分違いの恋ってことでふか？
「今のスズ子にこんなん言うんは酷やけど、な〜んも知らなかったことにしてくれん？」←酷っていうか、それはスズ子が決めることやしなぁ。
スズ子は「ワテ、知らん」と言い残し、その場から逃げ出す。結局家には帰らず、翌朝、隣村の西野の家まで来てしまうスズ子。
20年前にスズ子を産んだキヌはんですけど、今もチビっ子を抱えているって繁殖力すごない？（すいまへん変なとこに引っかかってまった…）
スズ子はなんでもいいから教えて欲しいとキヌに伝える。
「どうしたらええのんか、わからなんだよ」とキヌは言う。菊三郎との子どもを身籠ったが白壁の家から追い出され（え？ やっぱ女中やったん？）、実家からも追い出されて。←ってやっぱり、白壁は奉公先ってことかねぇ。
そんなとき、ツヤが寄り添ってくれた。
「この子はワテが育てたる。一人も二人も一緒やけん。毎年1度は連れて帰ってくる。そのときは、思いっきり抱いたって。んで、あんたが育てられると思ったら、そのときはすぐにこの子を返す」←ツヤ、めっちゃいいこと言って、めっちゃ約束破っとるw（人間ですね）
今のあんたには、無理や。
ツヤちゃんには、感謝している。あのままだったら、あんたも私も生きてなかったかもしれん。あんたが元気だと思うと、ウチもなんとか頑張れた。
「会えるんは年に一度じゃったけど、あんたを抱っこしたら、ホンマに生きる力が沸いたわ」←これ、未来のスズ子に繋がるのかもしれないなぁ。
「覚えて、へんわ」
ツヤちゃん、こっちに帰ってこんようになってしもてたし。
「な〜んも、知らん」スズ子はずっと、知ってしまった真実を否定しているな。
そんなとき、キヌの息子が眠たいと言う。キヌが歌った子守唄が…
♪ れんげん摘もか、たんぽぽ摘もか
今年のれんげ よう咲いた ♪
幼少期に好きだったこの歌は、実母が聴かせてくれたものだったのかもしれない。
覚えてない、何にも知らん。けれど、この人に抱きしめられたことがあるのだろう。
渡したいものがあるとキヌに言われるが、スズ子はその場から立ち去ってしまう。けれどキヌは追いかけてきて、菊三郎の形見だという懐中時計を渡す。
「もしも困ったことがあったら、お金にでもなんでもして」
スズ子の否定も肯定もできな顔を見て「あんたがどれだけ驚いて、傷付いたんかよう考えもせず、ベラベラ話して、堪忍な」とキヌ。
「お母ちゃんのこと悪う言うたら許さんけん」とスズ子に言ったキヌの息子も悲しいな。白壁からよく思われていないというだけで、キヌを悪く言う人が多いということだろう。
今、2人の息子がいるキヌにとって、スズ子がどれほどの存在なのか私にはわからないのだけど。きっと、とても好きだった人との初めての子どもで、いつかは連れ戻したいと思っていたのかもしれない。いやでも、スズ子がいたら農家に嫁ぐ話もなかったかもしれないと思うと、年に一度、ひっそり成長を見守っていようと思っていたのだろうか。
今回の法事で、スズ子が来ることは知らなかったぽいし…。
ツヤがこの場にいたら、次郎丸と喧嘩上等！ になるかもしれないから、2人で香川に行かせたのでしょうか。だけど、なぜツヤはキヌとの約束を破ったのか。トシはなぜ、あんなにドライだったのか。だいたい次郎丸とその妻は、なぜ急にスズ子に会いたくなったのか。
人間、そうそう正解の行動を取れるもんじゃないってことじゃないですかね！
・キャスト・
作…足立紳 櫻井剛
福来スズ子…趣里
大西タカ…西村亜矢子
花田松吉…木内義一
易者…やなぎ武
アホのおっちゃん…岡部たかし
ゴンベイ…宇野翔平
熱々先生…妹尾和夫
リリー白川…清水くるみ
秋山美月…伊原六花
桜庭和希…片山友希
花田六郎…黒崎煌代
羽鳥善一…草彅 剛
大西トシ…三林京子
西野キヌ…中越典子
花田ツヤ…水川あさみ
花田梅吉…柳葉敏郎
他
語り…高瀬耕造アナウンサー
主題歌…「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里
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