カエルの悲哀からの恋に落ちるよ「らんまん」 

らんまんタイトル ドラマ率直感想!

・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
西村寿恵子…浜辺美波
竹雄…志尊淳
西村まつ…牧瀬里穂
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん

第3週「ジョウロウホトトギス」13話

船と徒歩と汽車を乗り継いで、やってきました東京!
はぐれるなよと言ったそばから走り出す万太郎くん。自由人! そして「わ〜か〜〜!」とキレ気味で追いかける竹雄。予想通りの展開なのに笑っちゃいましたw

明治14年、第2回の博覧会は出品数33万点の大盛況!
万太郎と竹雄は目を丸くしながら、出店の品々を見てまわります。
外にはたくさんの屋台も出ていて、万太郎はその中の「白梅堂」の軽焼きに惹かれてパクリ。その店子さんが、あら、牧瀬里穂さん、ちょい役? と思ったら、その娘っ子として浜辺美波さんが登場しましたよ! 西村まつ・寿恵子親娘だったよ。
これは「美人過ぎる」の形容詞を使っていい親娘!! 美人オーラがガンガン出てたなオイ。

さて、蔵元当主同志の親睦会。集った当主パイセンたちから、「お互いの酒を飲み比べよう」とグイグイ来られるも、酒が飲めない万太郎くんはいつも通りヘラヘラとその場をやり過ごすそうとします。が、グイグイをやめない当主パイセンたちーーー! 竹雄が「当主に変わってワシが」と助け舟をだしてもダメ。
仕方なく続けて2杯いただくも、おぉ!しか言えねえ万太郎くん^^;
そこで万太郎が下戸とばれ、「酒蔵の当主が下戸て!」なんて言われちゃうけど、そこは生まれもっての体質だから仕方ない話。けれど、当の万太郎もそのことはずっと気にしていたようで、フラフラと外に出ていきながら、「なんでかのぉ。なんで酒屋の当主に生まれたがじゃろうのう」と、自分への情けなさを吐露。

家の者も分家の者も、みんな強いのに自分だけ一滴も飲めない。自分は当主なのに。

下戸と言えばゲーコ。ゲコゲコと言えばカエル、とばかりにカエル、カエル、カエルを連呼する万太郎。自分はカエルだとおどけて見せる万太郎だけど、神木きゅんだからか、そこまで悲壮感がないのが救い。

竹雄が水をとりに行く間に、気になっていた木に登ってその枝木に話かける万太郎。
「人が作り出しだモノもすごいけど、ワシはおまんら草木のほうがずっとすごいと思う。この世に一つとして同じものがない。何か理由があってこうして生まれてきたんじゃろう」

ならワシも、ワシでええかのう

うん、ええよ。あなたはあなたでええんです。
しかし、峰屋は当主の素質がありながらもおなごであるが故に酒造りに携われない綾、自分の意思とは関係なく当主になることが決まっていても、下戸故に酒の味がわからない万太郎。姉弟はそろって、自分の努力だけではどうすることもできないモノを背負っているんだな。

木に登った万太郎くんを心配して「危ないです、降りてください」と心配する寿恵子、登場!
酔っ払って視線が定まらずとも、寿恵子の美しさに気づく万太郎!
たしかに際立っていましたわね、寿恵子。浜内さんは、結い髪も着物も似合うねーー(眼福眼福)
去り際に「お大事になさいましね、カエル様!」って声をかける寿恵子、粋――――――!!

お前のいう通りだった。理屈じゃないいき。ひと目見ただけでブワッとしたが。心が震えた。
あんなにかわいい人がこの世におるがじゃのう!

万太郎、無事に恋に落ちましたよ!!!

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