大和の決意と受け止める橘と、頭を下げる林部長と。どんだけ泣かせるのよ!?「ブギウギ」

ブギウギタイトル ドラマ率直感想!

第4週「ワテ、香川に行くで」17話

ラインダンスの練習を続けるスズ子たち。
そして梅丸に残った橘も、一人練習を続けていた。
股野は、廊下からその様子を眺めている。

「あんた、これでええんか。あんた、礼子のこと好きなんやろ」
橘はこのとき「スズ子の大きなお世話がうつったわ!」って言っていたけど、そうか、これは礼子への大きなお世話でもあったんだなって。橘はんは、礼子の気持ちもわかっているだもんね。

ワイは、橘の思いを百合的なものだけに限定したくないというか、親友のもっともっと深いところにある愛なんではないかと思っているのよね。だからこそ、大和のために動きたいんじゃないかと思うんです。

大和も梅丸に拾われた人だった

練習の合間、スズ子は大和になんで梅丸に入ったのかを尋ねる。
「お母さんとお父さんに反対されとったんはようわかりましたけど、花咲もあるのに…」

「家を出てでも踊りを続けたいって思ってたけど、一人じゃ花咲や梅丸を受験するお金もなかったの」
途方に暮れていたそのとき、声をかけてくれたのが大熊シャッチョーだった。大和のバレエの先鋭と大熊が知り合いだったのだそう。
「授業料もなんもいらん。安心して飛び込んできなさい」「どうして、そこまでしてくださるんですか?」

親に反対されて諦めた人間はようけ見とる。せやけど、親と縁切ってでもやりたいちゅう人間は滅多におらん。

これからはワシが親代わりや。ずっとお前さんのことは見たる。←ここね、試験に出ますね(涙)

「私も拾われたのよ、梅丸に。あなたや秋山さんと一緒。梅丸は、そういう人を受け入れてくれる場所でもあるの。ずっと見てるって言われたとき、本当にうれしかったな

ワテもずっと大和さん見てます。初めて梅丸に来て、居残りレッスンしている大和に釘付けになってから、ずっとずっと。大和さん見てます。(多分、大和それ知ってるw)
これからも見させてください。いやや言われても隠れて覗き見しますけど。←ですよね!
ありがと。

梅丸の前には、今日も客が押し寄せている。「すんませんな!」と頭を下げる大熊シャッチョー。
そして練習場では、大和と写った写真を見つめる橘。一人では広すぎる練習場も見つめる。
大和の声が蘇る。「私はだれも辞めさせたくないの。ここをた惜しい場所にしたいの」

そこに、股野が入ってくる。←息、切れてね?w
僕は…僕は…、梅丸をやめるわ。
やっぱり、今の僕のみっともないないことに気づいたわ。いや、気づいてたんだけど、気づかんふりしてただけや。ほんま自分が情けないわ。

やめてどうするや?
明日にでも寺行って、大和さんと話すわ。ほな。
待って。見直したで。少しだけやけどな。←股野が動き出すのを待っていた橘はん。きっとそれが大和の力になることを知っている。

橘は「強く 逞しく 泥臭く 艶やかに」の標識に向かって礼をして出ていく。
大熊シャッチョーに「どうすれば礼子たちの条件を飲んでもらえるでしょうか」と迫る橘。
ウチが、梅丸をやめることでなんとなりませんか。礼子は、あの子は梅丸に必要な人間です。絶対にここにおらなあかん人間です。

すると大熊シャチョーは「お前らの条件は飲んだる」と。
けれど「ただし…大和には梅丸をやめてもらう」←って、えええーーーーー!
このままやったら、会社に置いておくわけにはいけん。社員に顔向けできん。
「あいつも、その覚悟はあったんやろう」って、それはそうかもしれんけどぉ!!

股野はんと大和のピュアラブ!からの…

翌日、ヘロヘロになって山寺に到着する股野はん。どんだけ体力ないんや!

「ぼくは、梅丸をやめます。ぼく一人がやめてどうにかなる問題やないのはわかっていますけど、もしかしたら会社も何か考えてくれるかもしれへんし。何より、もう一度オーケストラ目指してみようお思いまして

オーケストラ?
はい。僕、もともとオーケストラに入りたあて。諦めかけてましたけど、もう一度、夢追ってみます。

「いいじゃないですか。いいと思います」「あ、ありがとうございます」。
僕、橘さんに、今のぼくはごっついみっともない言われて、ほんまにそうやなって。いや、みっともないとかいいとかの話やなくて。ここで動かな、ほんまに僕は…

股野さんがそう決めたのなら、私は応援します。
はい…。
あほ!もう一個言わなあかんことあるやろ。←あのぅ、心の声、出ちゃってますけどw

僕は、大和さんのことが好きです。
驚く大和だが「今は…それどころじゃないので」と声を少し裏返して答える。
←中の人の演技力の賜物ですね!

わかってます。せやけどここで伝えな、二度と会われへんような気がして。
そんなことはないと思います。
…え?

お互い、どんな形になろうとこの道を続けていればいつかきっと、また会えるような気がします。だから頑張って欲しいです。簡単には挫けないで欲しいです。
はい!

なんだかちょっといい雰囲気の2人、と、みんなは立ち聞きーーー!←やめなさい!w
そして山寺には、橘はんもやってきた! 林部長もおる!(生き血の手土産付きwwww)
スズ子たちには稽古を続けておけと言い残し、橘と林部長は大和の元へ。
スズ子たちの「ご苦労様でございます」の声を背中に聞きながら歩く林部長と橘パイセン。重たいものを背負った2人が悲しくてカッコイイのよ…。

直後、大和に「ほんまに残念や」と頭を下げる林部長。「申し訳ない、ワシの力不足もある」
「なんで、そんな…」と狼狽えるのは股野はんで、大和も橘も落ち着き払っているんですよね。

大和も橘も心を決めている。スッキリした顔で頷き合う2人が尊くてツラい。
覚悟を持ったストライキだった。
大和だけが切られる覚悟も、当然していたのだろう。。

「このときワテは大和さんの覚悟にまったく気づいてなかった」。

BSでウルっときて、本放送でボロボロと涙が出ちゃったよねーーー!!
そうか、これで予告にあった「こんなんだったらストライキなんかしないほうがよかったわ」に繋がるのね、きっと。くーーーーっ、今週もまた泣かされちゃうよ(ウェエルカムですが!)

・キャスト・
作…足立紳 櫻井剛
福来スズ子…趣里
林 嶽男…橋本じゅん
橘 アオイ…翼 和希
易者…やなぎ武
アホのおっちゃん…岡部たかし
ゴンベイ…宇野翔平
熱々先生…妹尾和夫
リリー白川…清水くるみ
秋山美月…伊原六花
桜庭和希…片山友希
股野義夫…森永悠希
花田六郎…黒崎煌代
大和礼子…蒼井 優
大熊熊五郎…升 毅
花田ツヤ…水川あさみ
花田梅吉…柳葉敏郎

語り…高瀬耕造アナウンサー
主題歌…「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里

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