残り3週でどう舞いあがる?「舞いあがれ」

ドラマ率直感想!

だいぶ好物な朝ドラになるかと思った「舞いあがれ」も、航空学校を卒業して実家に戻ってからの東大阪編から「あれれ? オヨヨ?」となることが増えてしまいました。15分×5日間で一つのエピソードを作りあげ、さらにそれを積み重ねて半年というスパンで大きな物語を描くというのは、おそらくものすごく大変なんだろうなと素人ながらに思う今日このごろ。

脚本家が交代したことで一部からはヤイヤイいわれている航空学校編はですが、ぶっちゃけ私は展開がわかりやすくて、毎朝楽しく見ておりました。水島のフェイルには一緒になってオンオン泣いたし、「岩倉学生、右を見ろ」からの大河内教官―――――!には朝から身悶えしちゃってもう大変。まさか柏木学生と付き合うとは思っていなかったら、いや、このドラマ、何が起こるかわからねぇ(やりおるな!)と思っていたんですけどね。

航空学校を卒業して東大阪の実家に戻ってからは(一瞬、五島編をはさんだけれど)、浩太の急逝からIWAKURA倒産の危機、何にもできない舞ちゃんからの、航空会社入社を辞退からの、めぐみもそれを受け入れちゃったよ!の流れで、もう心が動かされるというより、このドラマは一体何が伝えたいのかを、毎日探って探って探りまくる視聴スタイルになってしまった。どうもこのドラマ、問題を提示してもその結末をふんわり描いてしまうから、心が動く前に「?」でいっぱいになってしまうのよね。

貴司から舞への恋心はずっと描かれていたけれど、舞は、秋月さん(大好き!)という恋敵的な存在が現れたことで、急に貴司くんへの恋心を自覚するというのもなんだかな。付き合って別れた柏木とはもう友だちには戻れないという経験が、貴司への恋心にブレーキをかけている風だったけど、友だちに戻れないことってそんなに嫌? 大体その悩み、恋が成就する前提なんだよな、さすがヒロイン。まぁ、貴司ダダ漏れだったけども。そんでもって、告白までに1週間をかけた割に翌週もうウエディングドレス着てはる!?って! うーーーん、引き伸ばして見せるところと割愛する場面がどうも私とは合わなくなってしまったということでしょう。

で、今度は起業です。試行錯誤しているようなエピソードと、なんか起動に乗ったぽいエピソードと、ヒロイン妊娠までを描いてほしいという発注をかけられたであろエピソードを終えて、いよいよ残り3週。

どう舞いあがるのか、皆目検討もつかない。そういう意味では楽しみではあります!(全部サクサク進みそうだけど!!!!)

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