銭湯という場所はいろんな感情も洗い流してくれるのか!?「ブギウギ」

ブギウギタイトル ドラマ率直感想!

第2週「笑う門には福来る」9話

幸子と辰美に啖呵を切った途端、バタりと倒れた鈴子。寝不足では? 思っていたのに、百日ぜき!? アカーーーーーーン!

死にまへんやろ?
「死なへんけど、当分は安静やな。冷やしたらあかんぞ、熱々にして安静や」
稽古は、どないでっか?
「あほ。しばらくは行かれへんわ。咳が止まっても3カ月は休みやな」

梅丸では、林部長から幸子と辰美に鈴子の百日ぜきが知らされる。
「せやから鈴子は当分こられへん。単独公演も間に合わんやろな。お前らも様子見て、顔見に行ったやれ。殺し合いしとらんか心配しとったからな」←部長、盛ったなw

お母ちゃんの愛が大き過ぎて眩しいぜ!

「デビュー、できるかもしれんかったのに」と落ち込む鈴子に「そんなん、いつかできる」とお母ちゃん。

ツヤがおでこを撫でてやると、鈴子は「それ、好きや」と言い「せやけどな、やっぱり悔しいわ」と本音を吐露。
「そやな」「堪忍な」「謝らんでええ」
鈴子は花咲落ちたときも謝っていたけど、どうもこの辺りは気になっている。いつか、鈴子が出生の秘密を知ったときに、よく謝る鈴子がどう出るか。なんだか積み重ねられているような気がして、ドキドキしております。

梅丸では、鈴子が抜けて大忙しの幸子と辰美。橘が、橘流に2人を叱咤激励してくれるのがいいね!
「2人しかおらんへんと大変やろ。それともライバルが減ってうれしいか。どっちでもええけど、花田の悔しさだけは覚えといたれや。デビューできるのは1人やけどな。舞台は1人でやるもんちゃうぞ

舞台は1人でやるものじゃない。

はな湯では、アホのおっちゃんがロクに何やら吹き込んでいる。
「ワイと姉やんがホンマのきょうだいやない言うた!」
顔色が変わるツヤと口あんぐりの梅吉。
「ワイがカッパの子やって。ほんで姉やんがクジラの子やって」←なんやその笑えない話はっ!

ツヤはアホのおっちゃんを連れ出す。メタクソに怒ってる。そりゃそうや。字幕には(アホのおっちゃんの悲鳴)となwww ←ツヤ、どんな体裁下したのーーーー!!!

ロクちゃん、堪らず寝込んでいる鈴子にも話す。
「ワイと姉やん、ホンマのきょうだいやないかもしれへんわ」←言うなwww
夢か現実か。部屋の外で話す梅吉とツヤの声も聞こえてくる。
「大丈夫かな? 武一みたいなことにならんかな」
「あの子だけは絶対に死なせたらあかんのや。顔向けできん」

ワイと姉やん、本当のきょうだいやないかもしれん。←繰り返すやん。

翌朝「悪い夢 見た」と鈴子。これが夢でないことを、いつか知る日が来るんやろう。血の繋がりなんてそんなの関係ねぇ!バリに花田家はええ家族なんだけど、それでも鈴子が涙する日が来ると思うと、今からとても胸が苦しくなるわね。

何が食べたいか聞かれ、桃が食べたいと答える鈴子。しかし桃はもう時期じゃない。だけどツヤは「任しとき、食べさしちゃる」と言って、八百屋を何件も当たる。だけどやっぱり見つからない。だけどだけど、ゴンベエさんがなぜか桃を入手していた!?
「え? どないしたん? これ、どっから持ってきたん?」視聴者もびっくりポンなのに、とびきりの笑顔で「記憶にございません」ってwww ←どこぞの総理大臣か! ゴンベエさんの謎も深まるわ。

鈴子の熱は「きれいすっかり下がってるわ」状態。
「咳もぜんぜん出ません」
一同が驚くなか、熱々先生が言うには「これはまさかやけどな、ただの風邪やったんかもしれんな」←ヤブ医者か!

お芝居だけど気持ちは本音。最高の仲直りや!

はな湯の前には、辰美と「なんであんたがおんねん」と幸子もいる。かわいいなぁ!
そして鈴子は、何やら思い付く。
「あ! へへへへへへ…」

鈴子は、百日ぜきの体で幸子と辰美を出迎える。弱々しく「わざわざ…来てくれたん?」とか言っちゃって!
「ワテ、もうあかんのや…。踊られへんかもしれへん」
それを隣の部屋で盗み聞きしているツヤと梅吉。「ホンマあの子、ようやるわ」「芝居やわかってても泣けるわ」←子どもに何やらしてんるんやw

あんたらのこと、ちょっと尊敬しててん。ワテ、梅丸愛はほんま負けへん思てるけど、必ずデビューしたるいう2人の気持ちは、ほんますごい思ててん。ほんま尊敬してたわ。あんたらが同期でほんまよかった思てる。
2人で、ワテの分まで頑張ってほしいわ。←鈴子、芝居に酔ってるなw

「な、何言うてるねんな! 3人でこれから梅丸を盛り上げるんやろ」
「あんたが戻ってくるんやったら、この女とも仲ようしたるわ」
「もう、してるわ!」
「おおきに、ありがとうな」
とまぁ、大縁談になりかけてたのにロクが全部バラしちゃったyo!
「姉やんな、もう治ったで。百日咳やのうて、五日咳やったんやって」

で、3人でお風呂入ってるーーーーーー!

「堪忍やで」と鈴子は謝る。けれど2人を尊敬している気持ちは本当。なんとかして仲直りさせたかったんだよね。
せやけどな。さっき言うたことはほんまやで。ほんまにあんたらのこと尊敬してる。

そう伝える鈴子と、笑いが止まらない幸子と辰美。2人は鈴子のことを本当に心配だっただろうし、鈴子がいない寂しさも味わった。ただの風邪でほんまによかった。2人してギスギスするのも疲れてきたところだし、鈴子が言った「尊敬」の言葉は、幸子も辰美も互いに感じるところがあったのでは?

いろんな感情も、水に流して笑いに変える。銭湯っていい場所やな。
声をあげて笑い合う3人のかわいいこと! めでたしめでたしや!!

外では子どもらの笑い声を聞いてい、ほっこりする大人たち。
「笑う門には福来る」やな。もうさ、花田家の子どもになりたいわ!

・キャスト・
作…足立紳 櫻井剛
福来スズ子…趣里
花田鈴子(幼少期)…澤井梨丘
林 嶽男…橋本じゅん
橘 アオイ…翼 和希
易者…やなぎ武
アホのおっちゃん…岡部たかし
ゴンベイ…宇野翔平
熱々先生…妹尾和夫
花田六郎…又野暁仁
白川幸子…小南希良梨
桜庭辰美…木村湖音
大和礼子…蒼井 優
大熊熊五郎…升 毅
花田ツヤ…水川あさみ
花田梅吉…柳葉敏郎

語り…高瀬耕造アナウンサー
主題歌…「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里

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