大人に相談して甘えられる鈴子が羨ましくもある。ファイト鈴子!「ブギウギ」

ブギウギタイトル ドラマ率直感想!

第1週「ワテ、歌うで!」4話

「ウチが鈴ちゃんみたいに歌えたら、絶対、花咲受けるけどな」
「花咲…?」

アバンで描かれることがその日の主軸になりますよって感じかな?

鈴子、歌の力に気が付く?の巻

銭湯の手伝いをしながら、鈴子はゴンベエにも質問する。
「ゴンベエさんは、なんの仕事してたんやろね」
ゴンベエは仕事に関しても“すっくり”記憶がないようで、何になりたかったかも覚えていないけど「今はお風呂屋が一番楽しいでっせ」と。

鈴子の歌声を聴きながら薪割りをしているのが、ほんま楽しいとゴンベエさん。
「鈴ちゃんの歌を聞いとったら、記憶が蘇ってくる気しますわ。小さいころ、こんなんやったんかもなとか、虫とってるとことか、お母ちゃんの姿が、なんでか見えるいうか」

へ〜! すごいな!←それが音楽のチカラっちゅうやつやな!
「ようわかりまへんねんけど、ええ心地になりますわ」「おおきに、なんやうれしいわ」。

「恋はやさし 野辺の花よ」♪
お風呂掃除をしながら、歌う鈴子。お父ちゃん、タイ子、ゴンベエ、お母ちゃんに言われたことが脳裏に蘇ってくる。
お父ちゃん「卒業してからのことは、卒業してから考えたらええがな」
タイ子「鈴ちゃんみたいに歌がうまかったら、花咲行きたかったわ」
ゴンベエ「ここで鈴ちゃんの歌聞きがなら薪割りしてるんは、ほんま楽しいんです」
お母ちゃん「人は自分が“これや!”って思うことで生きていくんや。そういう場を探していかなあかん」

みんなの声が鈴子の心を後押ししたように、鈴子の進む道が決まる。(お父ちゃんの言葉だけどこが響いたんかわからんけどw、この人の言葉は人の気を楽にしてくれるところがあるのかもな)

「お父ちゃん、お母ちゃん。ワテ、花咲行ってみたい。ワテ、歌って踊ってるときが一番楽しいって気いついたや」←鈴子の周りの大人が今やってることが楽しいと言う。だから自分の一番楽しいことで生きていくと決める。ええねぇ。
「ええやん、ほな花咲行きなはれ!」「そうや行け行け!」←間髪入れずに賛成してくれる父母。こんな、鈴子が大人を全面的に信じられるに決まっているな。

「せやけど試験があるねん。あと、もし受かったらお金もかかる」
「お金は子どもが気にすることちゃう」
ゴンベエもうれしそうなのも、グッときちゃう。

鈴子〜、花咲かすごいな!←まだ受かってへん。それなのにこんなに褒められちゃって、鈴子の自己肯定感爆上がりやな。子育てって、これが正解な気がしますな子育てしたことないけど

その夜のこと。寝顔を見ながら、鈴子について語るお父ちゃんとお母ちゃん。
「ホンマこの子はすごいわ。自分で生きる道見つけて、えらいわ」
「ツヤちゃんのいう通りやったな。あれせえこれせえいう言わんと、自分で道を見つけさるんは、なかなかできることちゃう思ったけど

「はあ〜鈴子はすごいわ」「六郎かて、そないしまっせ」
「なんとか…なるやろ(銭)」「なんとかするしかないでっしゃろ」←愛やな、愛。

お父ちゃんは鈴子の寝顔を眺めながら「もう12年も経ったんやな」と振り返る。
12年前。
おそらく産後、里帰りをしていたツヤ子が大阪に帰ってきた日の回想。
「どうやった香川? みんな喜んどったやろう、赤ん坊見せたら。…ん? 双子やったかいな?
「ちゃうわ」
「なんで? まええわ、一人も二人も一緒や。あ〜、こっちは女の子か、ツヤちゃん似やんな←やっぱり、鈴子は血が繋がってないんやな。しかし、お父ちゃんの機転の良さはすごい。

稽古から受験、落選まで一気に進んじゃった!

次の日から歌と踊りの稽古に励む鈴子。
「そしていよいよ 花咲音楽学校の試験の日が来ました」←早っ!

試験当日「あんたが上がってどないすんねん!」。銭湯初日同様に緊張して吐き気を催すお父ちゃん。←これ、今後もお決まりになるんかなw
「姉やん気張ってな。亀も言うてんで」。←亀とおしゃべりできるロクちゃん!

「花咲音楽学校の試験には、日本全国からトップスターを目指す多くの少女たちが集まり、入学できるのはごく僅かです」

「みんな大けえな。ワテが一番小さいちゃうか」受験資格に年齢制限はあるんやろか。鈴子以外はみんな中学生相当?

家では落ち着かないお父ちゃんと亀と遊ぶ通常モードの六郎。ロクちゃんwww
「頼んまっせ。鈴子を受からせてくれ」神頼み父ちゃんと、ゴンベエは薪で仏さんを掘っている。

鈴子の面接の演説がよかったな。
「生まれたときから歌と踊りが大好きで、生まれたときから花咲目指して生きてきました」←ナチュラルに嘘をかます鈴子さんw

今日この良き日を迎えられて、ほんまに私はうれしいです。あ、まだ受かってへんけど、これからの花咲での人生を思い描くと、この小さな胸が風船みたいにパンパンに膨らんでウキウキして弾けてしまいそうやから、どうか私を入れたってください

「あと、ワテが受かったらその暁には、花咲を今まで以上に…」もう十分に気持ちは伝わったと遮られてしまう鈴子。でも大丈夫。
「ほんまですか、ワテの気持ち伝わりました?」前向きすぎるw
「歌だけやのうて、この挨拶も何回も練習したんです」。←言わんでええ!

「歌も踊りも言うことなしや、面接もようしゃべれたで!」と鈴子は満足げだったけど、やっぱり「ごっつい疲れた」ようでお母ちゃんの膝枕でウトウト。
鈴子のこのちゃんと子どもなところ、羨ましくもある。大人にちゃんと愛されて甘えられると、子どもはこんなに素直に育つんやなぁ。(子育てしたことないけど!)

発表や!←合格発表も早いな!

入学試験合格者が張り出される。喜ぶ子らの中、表情が曇っていく鈴子。
「あかんかったか」。
「なんで? なんで? ワテより歌も踊りも下手な子が受かってんで。ワテがチビやからや」。
お母ちゃんの「あかんかったか」の声色のやさしさにウルっときて、鈴子が泣き出したらこちらも涙が出ちゃったな。

花咲ってなんやったっけ?から「花咲、行きたい!」となるまでが早かったが、受験から受験失敗までも早かった! このあと、どうするんやろ? 繰り上げ当選とかあるんか?

・キャスト・
作…足立紳 櫻井剛
福来スズ子…趣里
花田鈴子(幼少期)…澤井梨丘
易者…やなぎ武
アホのおっちゃん…岡部たかし
ゴンベイ…宇野翔平
タイ子…清水胡桃
花田六郎…又野暁仁
鳥羽善一…草彅 剛
茨田りつ子…菊池凛子
花田ツヤ…水川あさみ
花田梅吉…柳葉敏郎

語り…高瀬耕造アナウンサー
主題歌…「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里

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