第1週「ワテ、歌うで!」3話
「また 芸者の子やら 妾の子やら 言われる…」
第3話は、タイ子ちゃんの心の痛みを振り返ってスタート!
タイ子も強い子で何より!
天神さんのお祭り帰り。キャキャッしているところに、松岡率いる男子ぃズと遭遇してしまう鈴子とタイ子、六郎。「なんでおるんや」で喧嘩すなwww
「お前、やっぱり松岡のこと好きなんやろ。ついて来たんやろ」囃し立てる男子ぃズ。
好きや好きや言われて、満更でもなさそうな松岡。←こやつ、鈴子のことが好きなんかねぇ。
「あんな、松岡くんのこと好きなんはな、姉やんやなくてタイ子ちゃんやで」とバラしてしまう六郎!!!←やっちまったな!
「アホなに言うてんねん」「せやかて、ホンマやろ なあ?」「…」←ロクちゃんwww
「松岡、気をつけえよ。タイ子は芸者の子やで、妾の子やで」←言い方ごっつ腹立つわっ!
カチンときた鈴子は「あんたら許さへんぞ!」と男子ぃズに向かっていく。
なんじゃこらどないすんねん! 女のくせに生意気やねん!
おまらこそない生意気やねん! 女相手に3人掛かりか! 地獄落ちるぞ!←最近あんまり言わないね。地獄に落ちるとか、神様が見てるとか。
あんたらごっつかっこ悪いで! 松岡、お前もしょうもないやっちゃ!←そうやそうや!
鈴子がしょうもない男子とやり合っていると、タイ子も声をあげる。「やめて!」
(助けに入ろうと思ったんか、ロクちゃんコケるの巻も堪らんかった)
タイ子は心の傷をぶちまける。「なんで? なんであかんの? 芸者の子やったらあかん? 妾の子やったら、あ…あかんの?」
なんやこいつ、おかしなったんちゃん?←ほんましょうもないな、小学生男子ぃズ。
「おかしいのはあんたらや」←そうやそうや!
「ウチ…松岡くんのこと好きやで」←あ、言っちゃった!
言いよった〜。愛の、愛の告白や〜!
じゃかましい!←それな!!
「ずっと、ずっと好きやってん」
タイ子はお漏らしをしてしまった過去がある。そのとき「気にせんでええぞ。ワシなんてうんこ漏らした」とタイ子をフォロー。←フォローなっとんかいなw
でも、タイ子は「あれから、ずっと好きやねん」。
「なんか言うたりいな、松岡!」と鈴子はフォローするけど、松岡は帽子をとって「ごめん」と。
「ごめんって何や?」「そやから…ごめん」
「何があかんのや。タイ子ちゃんがどんだけやさしい子か、今の話でわかったやろ。なんであかんねん。義理と人情、ないんかい?」←違うねん、鈴子…。
なんや 義理と人情って。←それな。
松岡には好きな人がおる。(鈴子か? いや違うか)
「好きな子、おったかて!…えええ〜、誰やねん」←言うわけないやろ!
「なんでお前に言わなあかんねん」←それな!
鈴子は「どないしよ」となるけどタイ子は「おおきに、松岡くん」とお礼を伝える。(なんしか、小学生がずっと好きやったとか、ごめんとか、めちゃくちゃ大人びてるよな。おばちゃん、無駄にドキドキしちゃうわ!)
タイ子は「何やらスッキリしたんや」と。ずっと、鈴子みたいにちゃんとものを言える人になりたいと思っていたタイ子。今しがた、ちゃんと自分の気持ちをぶちまけられた。
だから鈴子にお礼を言う。
「うちでもちゃんと言えるってわかったわ。鈴ちゃんのおかげや。義理、返してもろたわ」。
「タイ子ちゃんもごっついかっこよかったわ、松岡、好き〜言うたとき」←ぶり返すなっ!
「胸がチク〜ッしたで」。←六郎!!!
松岡は帰り際、振り返って「お前ら、なんやええな」と伝える。
しょ、しょ、証城寺♪を歌う、鈴子とタイ子。
「タイ子ちゃん、ほんま下手やな」←六郎!!!!
「その年の暮れ、大正天皇が崩御され、元号は昭和」へ。1週間ほど経って…昭和2年(1927)。
初詣に来た鈴子とタイ子。「ものごっつお金持ちになって、義理と人情の楽しい人生を送れますように」お願いがダダ漏れの鈴子さんwww
タイ子が祈ったのは、卒業してからのこと。「もうすぐ小学校、卒業やろ」
タイ子は鈴子にまた尋ねる。「鈴ちゃんは卒業したらどないするん?」
風呂屋を手伝うと思うと言う鈴子に「ウチ、女学校行くねん。お父ちゃんがお金出したるから勉強せえって」「タイ子ちゃん勉強よう出来るし 何にでもなれるな」。
「せやけど、お母ちゃんみたいな芸者もええかな思てんねん」。←ブギウギは母娘が仲良い世界線やなー。
「ええと思うよ。タイ子ちゃんのお母ちゃん、かっこええもん」。←リスペクトやな。
学校でも聞かれる将来のこと。最後はお母ちゃんに相談だ!
卒業したらどうするか、先生にも聞かれる鈴子。「お風呂屋さんの仕事する思います」
お風呂屋さんの仕事は「好きやし、勉強よりず〜っとよろしい」と鈴子。
隣で話を聞いていたタイ子は、自分がタイ子ほど歌がうまかたら「絶対、花咲 受けるけどな」と。
「花咲、ってなんやったん?」というボケを挟みつつ、「花咲な。せやけどお金も掛かるんやろ」と答える鈴子。
「そやけど。鈴ちゃん、ほんまは歌うんが向いてると思うから」。タイ子なりの義理と人情を発動しているのかなぁ。
「タイ子、それぞれ事情もあるんや。人のことに口出しせんでええ」←昨日のお母ちゃんの助言もよかったけど、本日の先生の大人助言もよい。それに対して「すんません」と言えるタイ子もいい。大人と子どもの関係がちゃんとしている世界は、ほんまにホッとする。
鈴子はお父ちゃんに相談してみるが「卒業したからのことは、卒業してから考えたらええがな」と頼りにならない返事。「焦らんでええ」というのはありがたいけど。
「鈴子はごっつい人間にやるんやな」「なんやごっつい人間って」なんて話していると、「ワイ、亀博士になる!」とロクちゃん。←ロク、かわいさめっちゃ見せつけてくるやん!!
「ほんならお父ちゃんはいつか、映画作ろうかな〜」
鈴子は、働く大人たちを眺めて「ワテ、どないしよう」と将来を思い悩む。
その悩みを打ち消すように、声を張り上げて証城寺を歌う鈴子の顔がよかったなー。タイ子といい鈴子といい、中の子役ちゃんたちの表情がなんだか本当に大人っぺえ!
最後はお母ちゃんに相談だ!
長風呂だったなと言われて「なんや考えてもうて」と答える、この関係性が羨ましい。
お風呂屋さんになるつもりだったけど、歌も好きやし、踊るんも好きやし、運動も好きやし。お母ちゃんはワテくらいのころ、何になりたかったん?
お母ちゃんは何になりたいとかはなかったが「外国に行ってみたい」と思っていたらしい。海の近くで育ったから、向こうにはどんな国があるんやろ、どんな人たちが住んでるんやろって思っていたと聞き「ペリーやろ!」と鈴子。←ペリーのインパクトすごかったんやなぁ、そりゃそうやな。
「かっこいいもんな外国の人」と意気投合する鈴子とお母ちゃん。
鈴子は、お父ちゃんがいつから映画を作りたいと思っていたのか聞く。
「あんたが生まれたころには台本みたいの作っとったけどな。懸賞にも何遍も応募して」に対して「すごいやん」と素直に言える鈴子、本当に父と母に愛されてるんやろなって感じる。
その夢を諦めたわけではないけれど、「落ちまくったし、どうにもならんこともあるんや」。
それでもな 人は自分が「これや!」って思うことで生きていく。そういう場を探していかなあかん。お母ちゃんかて、今はお風呂屋さん、ものごっつい楽しいで。←お母ちゃんは人が好きなんやろな。
「これや!」思うとこな〜。
てっきり、花咲まっしぐらで進むかと思ったら、鈴子、進路に悩むの巻だった。花咲のことは忘れていたわけではなく、そっ閉じしたのかな。お金がかかることは忘れてなかったので。
そこがネックなのかな。いや、そもそも歌って暮らすなんて、夢物語だもんなぁ。
夢を追いかけて生きていくロールモデルが身近にいないから、想像しづらいんやろな。
明日、どんな展開になるんやろ! 楽しみ!!
・キャスト・
作…足立紳 櫻井剛
福来スズ子…趣里
花田鈴子(幼少期)…澤井梨丘
易者…やなぎ武
アホのおっちゃん…岡部たかし
ゴンベイ…宇野翔平
タイ子…清水胡桃
花田六郎…又野暁仁
鳥羽善一…草彅 剛
茨田りつ子…菊池凛子
花田ツヤ…水川あさみ
花田梅吉…柳葉敏郎
他
語り…高瀬耕造アナウンサー
主題歌…「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里
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