謎の登場人物もキタし、鈴子は花咲に出合う!「ブギウギ」

ブギウギタイトル ドラマ率直感想!

第1週「ワテ、歌うで!」2話

なんでアホのおっちゃんだけ、いつもタダなん?
「なんでだろうな? 義理と人情いうやつかな?」
「義理と人情、ってなに?」

第1回の振り返りでスタートです!

はな湯の最初のお客さんはアホのおっちゃん

義理と人情とアホのおっちゃん。なんの関係があるのか気になる鈴子は母に聞く。
「おっちゃんな、この店の初めてのお客やねん」

15年前、お父ちゃんとお母ちゃんは香川から大阪に出てきた。
お父ちゃんは映画作る人になりたかったようだが、簡単になれるわけがない。2人でいろんな仕事した。主に働くのはお母ちゃん、お父ちゃんはごはん担当。←甘えた発揮!

お父ちゃんが急に、「お風呂屋さんやりたい」言い出した。

そして5年前。(ゴンベイさんは既におる模様)
初日は、お客さんほんまに来てくれるやろうかと気が気じゃなかった。
「あの日、あんたは熱出して寝込んでたし。あんた小さいころ、よう熱出しとったから」熱出した子に付きっきりじゃなく働く母ちゃんなところ、ええな。

お父ちゃんは緊張で吐きそうになる。そんなときに現れたアホのおっちゃん。
「お風呂、ひとつおくれ」
10万円持ってたんやけど落としてもうたんや初っ端から言ってるし。年季入ったギャグやったんかいwww

タダで入れたってあんたは気ええかもしれんけど、お店出すのになんぼかかったか、わかってんのかいな。←まあ、言うわな。
「口開きのお客さんや。験担ぎやがな。なんぞ見返りあるかもしれんがな」も本当だし、「なんや困ってはるんちゃうか?」も本音だろう。

それでおちゃんがお礼や言うて、はな湯の看板を作ってくれたんだそう。
「この看板、アホのおちゃんが作ってたんや」
それでお客さんがゾロゾロ増えたわけやないけど。←そううまくはいかんか!

「お父ちゃんも嬉しかったやろし」気持ちの問題ですね。お母ちゃんも「アホのおっちゃんが気持ちよさそうにお風呂入ってるん見て、お風呂屋さんもなんや、やりがいがあるなおもたんよ。そやから、おっちゃんは恩人や。義理があるねん」。うん、やっぱり気持ちの問題だ。お風呂屋さんという仕事の付加価値をおっちゃんが教えてくれた。やっていけるかどうか不安だけれど、その前の問題。風呂屋で生きていくぜ! とお母ちゃんに覚悟を決めさせてくれたんやな。

義理を返すんが人情や
義理を返すのが人情と聞いた鈴子、なんだか思い付いちゃう。←不安しかない!!
「あ、ワテにもあったわ! 義理と人情!」

早くも出ました! ヒロインのお節介!

向かった先はタイ子ちゃんのおうち。
「一緒に学校、行かへん」
「ええけど、なんやねん?」
「義理、返したいねん」そう言うと、中にいるおばちゃんに声をかける鈴子。中から返事はない。

「昨日からお父ちゃん来てはるんよ」
「あ…」

タイ子ちゃんのお母ちゃんは芸者さんで、お父ちゃんとはあまり会えてないみたいや。

向かった先は占いのおっちゃんのところでした。
「今日はこの子、占のうて。好きな子、おんねん」←言いふらすなやw
「鈴子ちゃんな、ワシの占いは仕事やねんで。子どもかてお金払ってもらわなあかんな」と一応は抵抗するおっちゃん。鈴子はこの間の風呂代が安かったのはうちのおかげだと応戦。
「占いのおっちゃん、繁盛してへんから負けたってって」失礼www

「ほれたはれたの運気が上向きや。もしかしたら相手の人もお嬢ちゃんのこと、好きかもしれへんな」
「このおっちゃん当たらへんで有名やけど、今回は当たりそうな気するわ」←不安しかないよ!!

けれど、タイ子ちゃんは「やっぱり、よう言わんわ」。そりゃそうや!
恥ずかしがるタイ子に、手紙を書くことにしたんだけど(鈴子が!)「松岡君 好き」←どストレートに、デカデカと! しかし「何書いてんねん?」「恋文や」「松岡いう字が見えたぞ」←男子ぃズに阻まれる。あるあるやなw(タイ子にしたら迷惑この上ない!)

「難しいな、気持ちを伝えるんわ」←そこは気付くんやなw
「鈴ちゃん、もうええよ。うち、このまんまでええねん」
「それはあかんねん。ワテに義理返させて。この世は義理と人情やねん」←鈴子は覚えたての義理と人情を体験したいだけ。子どもやなぁ。

けれどタイ子に恩義を感じているのは本当で、1年生のときに転校してきた鈴子は、タイ子が最初に仲ようしようと話しかけてくれて、むちゃくちゃ気が楽になったらしい。

せやから、その義理返したいねん。

「気持ちはうれしいんけど、もうええから。恋文なんかしられたら先生にえらい叱られるし。それに、はしたない思われるわ」
なんでやねん、はしたないことあらへん。鈴子はそう言うが、タイ子にはタイ子の事情がある。
「また芸者の子やら妾の子や、言われる…。そやから、もうやめてほしい」←タイ子ちゃんのなんや影がある感じを醸し出している子役ちゃん、すごいな。

困ったらお母ちゃんに相談や!

「ワテ、タイ子ちゃんは堂々としとればええ思うんけど。そんなんでバカにするほうがアホやわ」
「そうやな〜。そうやけど、つらい言うてるのはタイ子ちゃん。鈴子が大丈夫や言うても、タイ子ちゃんは大丈夫じゃない。だれもが言われると心底つらいことが一つや二つはあるもんや。それを気にせんでええって軽く言うんは、お母ちゃんは違うと思う」
「なんで? ようわからんわ」
「鈴子も悩んだらええ」←説明してわからないことは悩んだらええという返事、奥深いですね。

せやけど、タイ子ちゃんは偉いな。嫌なことは嫌やからやめて言えるんは、すごいと思う。鈴子にもそうなってほしい。

「ワテ、嫌なことなんにもないわ。お母ちゃんのおかげやな」。そんな風にニコニコと娘に言われたお母ちゃんやけど、なんやら表情が硬い。
「ワテ、タイ子ちゃんのこと、傷付けたんかな…」
それには答えず、小さいころ鈴子がご機嫌になったというわらべうたを歌いだすお母ちゃん。

れんげの摘もか たんぽぽ摘もか 今年のれんげん よう咲いた♪

映像は12年前へ。
赤ちゃんの鈴子とお兄ちゃん?と中越典子!?←えらいやつれてるけど、ほんまのお母ちゃんとか!?

翌日。タイ子ちゃんに「堪忍な」と謝ることができた鈴子。
「もうええって」やっと明るく笑ってくれたタイ子ちゃん!
2人は学校の帰りに天神さんのお祭りに出かけた。六郎もおる。
小さいころ、屋台の人になりたかったとタイ子。
「うち、このぱ〜っと明るいの、好きやねん。ぎょうさん人もおって。せやから鈴ちゃんちのお風呂も好きや」←タイ子ちゃんとこは、お母さんと鈴子の2人きり。時々、お父ちゃんがくるだけでひっそり暮らしているんやろか。けど、嫌なことは嫌やと言える子。そこまで不安はないな。

このときまでは、お風呂屋を継ぐ気でいた鈴子。
「鈴ちゃんみたいに歌がうまかったら、花咲行きたかったわ」とタイ子に言われ「花咲ってなに?」。花咲の存在を知ってしまうのでした、とさ。

花咲少女歌劇団は、ヨーロッパの歌と踊りを取り入れた、大人気の歌劇団。

へ〜! こんなんあるんや。綺麗やな。行ったらええやん。
うち、ごっつ音痴なの知ってるやろ。←鈴鹿ひろ美的な?www
それにお金もかかるし。

「歌うて暮らせるんや」
花咲の写真に魅了されちゃて、「お金もかかる」ワードは耳に入ってこない様子の鈴子。こりゃ、明日は花咲に行きたい行きたい言い出すか?

・キャスト・
作…足立紳 櫻井剛
福来スズ子…趣里
花田鈴子(幼少期)…澤井梨丘
易者…やなぎ武
アホのおっちゃん…岡部たかし
ゴンベイ…宇野翔平
タイ子…清水胡桃
花田六郎…又野暁仁
鳥羽善一…草彅 剛
茨田りつ子…菊池凛子
花田ツヤ…水川あさみ
花田梅吉…柳葉敏郎
語り…高瀬耕造アナウンサー
主題歌…「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里

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