びっくりするほど感想が出てこなくて…「らんまん」

らんまんタイトル ドラマ率直感想!

第25週「ムラサキカタバミ」122話

残念ながら本日の感想もほぼ湧き出てきませんでした。
15分かけて描いたことは以下の通り。

・万太郎、ツチトリモチをメインにした図譜、熊野の森のフローラ、辞表を提出
・佑一郎とおしゃべり
・千鶴を嫁に出す

以上です!!!

万太郎が言う「神社の森の植物は一つ残らず書き留めてきた。それを大学に提出する」っていうのがいまひとつ掴めず、要するに論文ってことだよね? と解釈してきたんだけど、まんま、ノートらしきものに植物の名前を書き連ねたものだったことが一番の驚きでした、ハイ。

それを「紀州熊野、神社の森のフローラです」と万太郎。神社合祀による伐採でこれだけの植物が失われようとしていると続けるが、徳永も「それでどうしろと?」って言うしかない。マジでどうしたいのか結論まで言って頼む…。

徳永の「この教室の立場は説明したはずだ。南方は暴行で収監された。お前にもはっきりと禁じた(はずだ)」というセリフから読み取るに、熊野に行った=南方と会ったのか! と問い質しているということでOK? だから万太郎の返事も「南方さんにはお会いしていません。大学の身分がありました。南方さんには一才お目にかからず帰ってきました」となるってこと?

「だが、お前がこれを発刊するなら、世間にどう映るか」と、徳永は懸念を引きずる。←万太郎が神社の森のフローラを明かすことが神社合祀とどう関係するのか解らないのですが、要するに徳永は噂レベルでも、帝大の人間が南方と関係しているかもと思われることが、とてつもなく困るということでOK?

「言ったはずだ、もう庇えないと…」「はい」
万太郎たちはずっと深刻そうだけど、ぶっちゃけ、こちらは意味がずっと理解できずに置いてきぼり状態。

「槙野、残念だが今学期限りでおま…」徳永からのクビ宣告をみなまで言わせず、辞表を出す万太郎。あくまでもクビではなく、自主的に辞めたということにしたい万太郎の意地でせうか? こういう人間性をもっと深掘りして欲しいんだけどなーーー。

万太郎は今日付で帝大を辞めるのだろう。明日以降、「日本植物志図譜」と紀州熊野のフローラを各所に送るという。これは大学には関わりなく、自分一人の行動だと説明。(その行動が神社合祀とどう関わるの、正解教えてケロ!!!!

「教授、私の勝手をお許しください」←かつての大窪の気持ちになっちゃうyo! いつまでも自分が求められている風に振る舞える万ちゃん、相変わらず傲慢だな(さすが朝ドラ主人公)

「本当にいいのか。合祀令から目を背ければいい」。先ほどクビ宣告しようとしていたのに、ここまで万太郎に付き合ってくれる徳永、やっぱやさしいな。雪が降っているのが最初から見えていたので、雪の句を詠むことは読めちゃった。だから感動せんかった(爆)

「よく描けている。こんな植物画、お前だけだ」←これ、本心から出た花向けの言葉だと思う。けれど、徳永が万太郎を強く引き止めなかったのも事実。かつては田邊を狂わせたほどの万太郎の画力も、徳永には利かない。その才能は際立ちはしても、今の帝大にはもっと多くの才能が集まっているんだと思う。万太郎の植物画がなくても、競争に勝っていけるということだろう。

佑一郎はこのドラマの「道しるべ」的な存在なので、「ワシはただの植物学者でありたい」という万太郎のセリフを引き出せばお仕事完了ですよ!(私の中で)

ときはまた飛びまして、明治の終わり(明治42年だか43年だか?)。
千歳と虎鉄が結婚する運びに。マジでとくに感情なしっすね!!!!!
こんなにもドラマになっていない後半戦を迎えるとは…。なんでどうしてこうなった。(あぁ、孫が登場するようだからそのための結婚エピ???)

「千歳が生まれたときはただ、生きてくれ生きてくれ言うて、千歳と名付けるだけで精一杯じゃった」
「それが一番の贈り物です。名付けてくださってありがとう、お父ちゃん」

植物の正体を明らかにして名前を付けて発表する槙野万太郎の物語において、名付けの話をするのはらんまんらしさ。だけどたとえば、千歳が物心がつくころに万太郎と寿恵子から園子の話を聞くなんていうシーンがあれば、ただ生きてくれと願い名前を付けるだけで精一杯だったと振り返る彼らの思いと、それを受け止めて生きてきた千歳との気持ちに、グッときたんだろうな。

そして思ったけど、名前にこだわって生きる万太郎にとって、子どもたち全員の名付けのシーンはマストだったのでは? 草花を観察するように新生児を観察して、名前をひらめく万太郎とかね。(今更言っても遅いけど)

しかし。
「このツチトリモチがいた森は年明けには伐採が始まります」と万太郎に言わせて、その後に流れたナレーションで、「年が明けるとついに合祀令の反対運動は世論を動かし、神社の森の一部は保全されることになりました」と締める。これって、万太郎が神社合祀反対運動に貢献したかのように見せる戦法でせうか。…なんの意図???

あ、最後に言いたい。回想で見た田邊の姿、やっぱり光ってたわ!!!

・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
槙野寿恵子…浜辺美波
広瀬佑一郎…中村 蒼
山元虎鉄…濱田龍臣
野宮朔太郎…亀田佳明
槙野千歳…遠藤さくら
槙野百喜…松岡広大
槙野大喜…木村風太
槙野千鶴…横山芽生
田邊彰久…要 潤(回想)←ほか略!
徳永政市…田中哲司
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん

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