第14週「ホウライシダ」69話
アメリカ留学に行くため、万太郎にあいさつに来た佑一郎。「おまんが世帯を持つ言うて」もちろん、結婚のお祝いも!
万太郎から「佑一郎に東京の下宿を探してもらって」と聞いて「ここ!?」ってなる寿恵子の間もいいし、「じゃないですき!」と補足説明する佑一郎もよき!
「とても新婚の家に見えんのう」「そうじゃろう」←おまんが言うな! ツッコミ役がいるっていいですねwww
「竹雄がおらんようになっても大丈夫そうじゃの」って佑一郎。みんな、万太郎が1人では不安なんだよね。わ、か、る!
「永の別れ」とはまた粋な言葉。しかし「アメリカに行くがじゃ」と言われて「留学するがか」って返事をする万太郎だけど、幼なじみが留学すると聞いても、自分にもそういう道があるとは露にも思わないの、わが道しか行かん万太郎って感じではあるけどさ…。寿恵子でさえ「万太郎にも留学の道があるのか」って思っている風だったし、ちょっとは悩んでもいいのでは? なんて思っちまったぜ!
「うちは武家で没落しましたきね、後がなかった」「金の掛からん官費で行ける、札幌農学校を選んだがです」。そんな風にして、佑一郎は土木の道で働いて生きるわけで、万太郎も少しは生きる道の方向性を考え直してもバチは当たらんと思うけど、そういう考えは1ミリも浮かんでなさそうなところ、ちょっとヒリヒリしますよね。←それが万太郎という人なんですけけども。
「仁淀川からピシシッピ川に行くがか」なんてセリフも、男のロマンって感じやねぇってちょっと引いちゃった。ロマンもいいけど、世帯を持ったんだから生活力も備えて欲しいわけですよ。
ま、寿恵子が内職始めそうだし、生活力なんて万太郎には備わらないよね、知ってる!
佑一郎を送りがてら、田邊教授から「虫けら」だと言われたことを話す万太郎。「これから先、どんな植物を発見したとしても、自分では発表できなんそうじゃ」。
学校を出ちゃあせんもんはみんな、虫けらながか。そんなこと言えるほうが、よっぽど恐ろしいがの。←その通りだぜ、佑一郎!
建設の現場では、ひと握りの学校出が設計をしているが、実際は親方に頼ることも多い。「教授が言うところの虫けららが、この国を変える底力を持っちゅうがじゃ」←ちょっといい風にまとめすぎかなぁ?(汗)
植物学を志す人は少ない。東京大学植物学教室に、日本中の標本を集めようとしているところ。だから、東京大学に出入りをせんと、どうにもならん。ワシは、一体どうしたらええがじゃろうのう。←だから、留学という手もありますって!
「こっちじゃ!」←下宿先を探す先も、佑一郎が示してくれたっけね。
「カタバミが咲いちゅう」
博物館の先生に聞いてみたらええ。本当に自分じゃ何も発表できんがか。万太郎には教授がすべてじゃないだろう。訪ねて行く先があるゆうことも、自分の宝じゃき。
「俺ら若造が先生と呼ばれて、正直怖うて堪らんかった」「この人らに恥じん仕事をせんといかん」そんな感性を持っている佑一郎は、きっとこの先も大丈夫。だけど、リオデジャネイロ号の三等客室で行くって、めっちゃ具体的に示されたのが気になるわ。
大丈夫よね? 佑一郎はこの先も、万太郎が道に迷ったときに登場しますよね?
・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
槙野寿恵子…浜辺美波
倉木えい…成海璃子
広瀬佑一郎…中村 蒼
田邊彰久…要 潤(回想)
池田蘭光…寺脇康文(回想)
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん
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