第13週「ヤマザクラ」64話
「万太郎、お話があります」。
万太郎は気付いていたね、竹雄が寿恵子に引き継ぎ作業をしていることを。否! 東京にはもう戻らんことを。振り返らずにいると「ちゃんと話したいき」と促され、泣きながら振り向く万ちゃん。まったくもう、坊はツボを心得ているわねw
「竹雄がいつ言い出すがじゃろうかと思うて心構えはしちょったがじゃけんど」
笑顔で「うん」と答えるも、ここから竹雄の表情がみるみる変わっていくのですよ!
本日も、志尊くんのヤられましたわ。このシーンは終始、主役を食いましたな、志尊淳! ブラボーです!
竹雄と綾は万太郎の許しを得たあと、タキにお願いにいくんだとか。竹雄と綾の恋模様、もっと見たかったところだけど、物語として主役を食ってる場合じゃないのでね。いい塩梅かと思います。
「竹雄、ありがとう。姉ちゃんのこと、想い続けてくれて。ワシのこともずっと支えてくれて」
竹雄、ここからウルウルモードに!←こちらも堪らず涙が溢れるよ!
「ワシのほうがもらったがじゃき。ダメ若の世話はそりゃ手が掛かったけんど」このセリフから、回想に継ぐ回想。こんなにも愛でいっぱい、思い出いっぱいな回想シーンはなかなかないよ! 「万太郎、今まで楽しかったの」セリフが浮いてないもの! だって我々も本当に楽しかったもの!
井上竹雄。9歳の頃より今まで、長らく支えてくれてほんまにありがとうございました!
槙野万太郎。今まで、ありがとうございました!
らんまんって、日本中の草花の名前を明らかにしたいという主人公を描くにあたって、草花以外の「名前」も大切に丁寧に描写していると思うんですよ。だからこそ、上記のシーンが何倍にもグッと胸に迫るのだと思います。
万太郎と寿恵子の祝言の日には、まつと文太だけでなく、大畑の大将と女将さんも参列!←これは予想外でしたわw。「腰が痛いよぉ」のイチがかわいかった。というか、イチというキャラで、鶴田さんの新たな一面が見られて何気に喜んでおります。
まつの指摘はいつも鋭い!
改めて「ものすごい大店なんだね」とまつ。
万太郎さん、これだけの大店をあっさり出ちまうなんてよっぽどのお方なんだね。
ね、すごいと思う。←いやそうじゃないんだ。よっぽどの草花バカなんだねってことだぞw
いいや。生まれながらに当たり前にお持ちだったから、無くすということをおわかりでない。←あぁ、なんかの伏線でしょうか。史実通りなら峰屋は無くなるしね…。
一人前の男が実家を離れてやっていく。ご立派だよ。でも、あんたが苦労するのが目に見えている。最初から持たざる人なら諦めもつくけど…。←寿恵子、苦労するんですね。そりゃ、その辺りは描かざるを得ないですよね…。
「心配なんだよ、あんたが」ごもっともな心配ですよ、おまつさん!
おっとっつぁんとおっかさんから、たくさんのものをもらった。冒険が大好きなところ、しっかり者なところ。だから私、万太郎さんと生きたいと思った。この先も、おっとっつぁんとおっかさんの娘として、もらったものを全部抱えて、生きていくつもりです。
もう、ダメなんだよ。嫁にいったら相手の家に染まらきゃ。←涙が溢れるおまつ。年齢不詳!!!!
そして迎えた式当日。
白無垢のお寿恵の綺麗なこと! 浜辺さん、らんまんが終わってもどんどん時代劇出てねーーー!
・キャスト・
作…長田育恵
槙野万太郎…神木隆之介(通称神木きゅん)
西村寿恵子…浜辺美波
井上竹雄…志尊 淳
槙野 綾…佐久間由衣
市蔵…小松利昌
ふじ…石村みか
西村まつ…牧瀬里穂
阿部文太…池内万作
大畑イチ…鶴田真由
大畑義平…奥田瑛二
槙野タキ…松坂慶子
語り…宮崎あおい
主題歌…「愛の花」あいみょん
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