第12週「マルバマンネングサ」56話
「私、好きな人がいるんです」「私、来ました」万太郎の元へ飛び込んできた寿恵子。
ユウガオのお姫様とカエルのお殿様がようやく、ハグまで辿り着いたぜよ!
「人のこと放ったらかして、今まで何してたんですか!」と、今までの鬱憤をぶつけた寿恵子だったけど、万太郎の部屋を見て「あ、こいつやべえ」と思ったらしい。いや、うそうそ! 万太郎が成し遂げようとしていることが途方もないことで「私、わかっていませんでした」と結論づけた模様。
出来上がった雑誌を見て「まだほんの序の口なんでしょう」←寿恵子、飲み込み早いぞ!
万太郎は日本中の植物を明らかにして、図鑑を作りたい。こんな地味で手のかかること、誰もやらない。けれど、生まれもってすべての植物が好きな万太郎にとっては、「これはワシの仕事」。
「途方もないことです」「お一人で?」「もう決められたのですか?」質問をするたび、寿恵子は寿恵子で、決心を固めていっているようだったな。
どこにも属さん自分が図鑑を作るには大変な金がいる。あなたには苦労をかけます。ほんじゃき、ワシにはあなたが必要ながです。←この流れ、寿恵子の金をガッツリ当てにしてます言うてるもんやない?www
勝手な言い草じゃとわかっちょります。けんど、ワシは寿恵子さんが好きながです。花が日差しを待つように、水を欲しがるように。ワシという命にはあなたが必要。
あなたがそばにいてくれたら、ワシはどんなことでも成し遂げられる。ワシと生きてください!!
真剣に受け止める寿恵子の表情がいい。寿恵子、どう返事をする?なんて思ってたらさ!
「それって万ちゃんの都合だよね」丈之助wwww おまん、好っきやで!!!!!
大事なことだよ。お寿恵ちゃん、よ〜く考えたほうがいいって! 万ちゃん、自分の都合のために自分について来てって言ってるよ←いやほんと、ドラマにはツッコミ役は必要だぜ!
そうですね。確かに槙野さんのご都合です! だから、私も自分で決めます。←ね、ナイスパス!
私、冒険に出たかったんです。でも正直、この部屋を見るまでは、私まったくわかっていなかった。ただ、あなたと生きるのはとてつもなく大変ことはわかる。
草葉の道を全速力で走るあなたと並んで走るなんて、大冒険。あなたとなら、毎日、今日を生きるだけでひたすら大冒険なんです。私、あなたが好きなんです。
だから、性根を据えなきゃ。←寿恵子が自分でこの結論に至ったのがいいんだよね。
あなたと一緒に大冒険を始めるんだから!
そして、図鑑を必ず完成させることを約束させた寿恵子。よし、手綱はにぎったなwww
「馬琴先生の八犬伝は全98巻、106冊です」「ん!?」ここで八犬伝wwww
万太郎と竹雄はついていけなくても、ワシの丈之助がおる!(本当にさ。らんまんはエピソードに盛り込む脇役の配置がうま過ぎうま過ぎて、沼るわ!)
馬琴は子どものころからずっと大好き。その面白さは忘れられない。でも、それじゃあ日本人は世界には通用しない。愛着があるからこそ、引き剥がして捨て去らなきゃ。
これから新しい作家たちがどんどん出てくる。馬琴を! 葬るさるために!←これは、印刷所の岩さんが言っていたことと通じるな。
それでも、消えません!←そして寿恵子の答えは万太郎と同じ。
完結している物語は生き続ける。でも、完結してなきゃダメなんです! 完結して全部がそこにあるからこそ、人はそれを読みたいと思う←それはあるかもね。ドラマも最終回までためて一気見する人、いますもんね。
日本中すべての草花が載った図鑑、そんなものが出来たなら見てみたい、そばにおきたい。気になった草花の名前を知りたい。←あぁ、寿恵子は読者目線なんだ。万太郎は研究者の立場から図鑑が必要だと自分の道を決めたけど、本は読み手あってのものだから、そこに寿恵子の存在意義がありそう。
その図鑑は100年経っても色褪せない!
「お寿恵ちゃん、男前。俺を嫁さんにしてくれ!」www
ダメです。だって私は万太郎さんのものですから。←ってオイ、可愛いが過ぎるぜ
あー! もうー! 小説に書いてやるーーーーー!!!!←空からのアングル、最高でした。
十徳長屋の住人が牛鍋で盛り上がる中、竹雄から寿恵子へ「寿恵子さん、どうか万太郎をよろしゅうお頼もうします」。バトンが渡されようとしておるな。うん、、寂しいけど別れは近い。
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